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J-GLOBAL ID:201802222638502510   整理番号:18A0910339

中部地方における13種の冷温落葉樹林の窒素再吸収効率

Nitrogen resorption efficiency of 13 tree species of a cool temperate deciduous forest in Central Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 91-97  発行年: 2018年 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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・中部地方の冷温天然林における13種の優占種(限定生長7種と非限定生長6種)の窒素利用効率(NUE)と窒素再吸収効率を調査。
・9月初旬に緑葉と老化葉を収集し,窒素含量からNUEを算出。
・老化葉の窒素濃度(葉レベルNUE)は,緑葉の窒素濃度および窒素再吸収効率と有意相関があるのに対し,緑葉の窒素濃度は窒素再吸収効率と相関性がないことが判明。
・これらの結果は,緑葉の窒素濃度は窒素効率の主決定因子ではないことを示唆。
・窒素再吸収効率は落葉開始日と正相関することが判明。
・突然の水分ストレス,風,寒冷等に起因する早期落葉は,窒素再吸収効率およびNUEの低下をもたらす可能性があることが推察。
・したがって,窒素利用で観察されるパターン(NUEおよび窒素再吸収効率)は地形学のみならず,葉の生物季節学(冷温落葉樹林での葉発生型,落葉時期)にも影響を受けることを確認。
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分類 (2件):
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森林植物学  ,  植物生理学一般 
引用文献 (40件):
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