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J-GLOBAL ID:201802222713588732   整理番号:18A1333595

2015年台風15号による林冠層攪乱後の国指定天然記念物「立田山ヤエクチナシ自生地」におけるクチナシの開花

著者 (10件):
資料名:
号: 71  ページ: 51-54  発行年: 2018年03月28日 
JST資料番号: L2396A  ISSN: 1347-0779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「立田山ヤエクチナシ自生地」においては,林床の光環境が悪いためクチナシの開花個体数が少なく,ヤエクチナシの再々発見には至っていない。2015年の台風15号による林冠層の攪乱および被害木の伐倒により,林冠ギャップが形成され,林床の光環境が改善された結果,2016年の開花個体数は3個体(4.6%)と,2015年の1個体(1.9%)よりわずかに増加したが,2017年は28個体(40.0%)となった。このことは,花芽分化の時期と林冠ギャップ形成の時期に差異があったためと推察された。開花個体の割合は,樹高階が上がるにつれ増加し,樹高200cm以上で80%に達した。個体あたりの開花数は,多くが20個未満であったが,2017年は50個以上を着生した個体がみられた。分布位置別の開花個体の割合は,光環境が良いギャップで多かった。以上の結果から,自生地内におけるクチナシの開花促進には,花芽分化の時期に配慮した林床の光環境の改善が必要であることを指摘した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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森林植物学 
引用文献 (18件):
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