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J-GLOBAL ID:201802222853514627   整理番号:18A0751420

結腸直腸癌細胞におけるオキサリプラチン耐性は,ERストレス誘導アポトーシスを軽減するためにABCG2の活性化を介して仲介される【JST・京大機械翻訳】

Oxaliplatin resistance in colorectal cancer cells is mediated via activation of ABCG2 to alleviate ER stress induced apoptosis
著者 (14件):
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巻: 233  号:ページ: 5458-5467  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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オキサリプラチン(OXA)は,結腸直腸癌(CRC)における第一選択化学療法として使用される第三世代白金薬である。癌細胞は抗癌剤耐性を獲得し,耐性を発現する。多剤耐性(MDR)蛋白質の一つであるATP結合カセット(ABC)薬物輸送体ABCG2は,癌細胞から広い範囲の化学療法剤を効果的に放出し,これらの薬物の細胞内濃度を低下させることができる。本研究では,オキサリプラチン耐性(OXA-R)結腸癌細胞に関与するABCG2ともっともらしい分子シグナル伝達経路の役割を評価した。OXA耐性LoVo細胞を,用量依存的にOXAに結腸細胞を曝露することにより開発した。OXA-R細胞における多剤耐性の発生は,オキサリプラチン,5-FU,およびドキソルビシンに耐性細胞を曝露することによって確認された。OXA処理は親LoVo細胞におけるG2相停止をもたらし,OXA-R LoVo細胞により克服された。ABCG2のmRNAと蛋白質発現およびNF-κBのリン酸化は,親細胞よりOXA-Rにおいて有意に高かった。ERストレスマーカーのレベルは,親細胞よりOXA-Rで下方制御された。NF-κB阻害剤QNZに曝露されたOXA-R LoVo細胞は,ABCG2とp-NF-κB発現を効果的に減少させ,ERストレスマーカー発現を増加させた。一方,OXA-R細胞の浸潤と遊走効果は,親細胞と比較して減少することが分かった。転移マーカー蛋白質もOXA-R細胞でダウンレギュレートした。ABCG2阻害剤ベラパミルは,ABCG2を下方制御し,ERストレスマーカーを誘導し,アポトーシスを誘導する。ヌードマウスにおけるin vivo研究も同じであることを確認した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞生理一般 
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