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J-GLOBAL ID：201802223022277572   整理番号：18A0354685

SSP3:共有社会経済経路のAIM実現【Powered by NICT】

SSP3: AIM implementation of Shared Socioeconomic Pathways

著者 (8件)： Fujimori Shinichiro (Center for Social and Environmental Systems Research, National Institute for Environmental Studies, Japan) ,  Hasegawa Tomoko (Center for Social and Environmental Systems Research, National Institute for Environmental Studies, Japan) ,  Masui Toshihiko (Center for Social and Environmental Systems Research, National Institute for Environmental Studies, Japan) ,  Takahashi Kiyoshi (Center for Social and Environmental Systems Research, National Institute for Environmental Studies, Japan) ,  Herran Diego Silva (Project Team for Risk Information on Climate Change, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, Japan) ,  Dai Hancheng (Center for Social and Environmental Systems Research, National Institute for Environmental Studies, Japan) ,  Hijioka Yasuaki (Center for Social and Environmental Systems Research, National Institute for Environmental Studies, Japan) ,  Kainuma Mikiko (Center for Social and Environmental Systems Research, National Institute for Environmental Studies, Japan)
資料名： Global Environmental Change  (Global Environmental Change)
巻： 42  ページ： 268-283  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0160A  ISSN： 0959-3780  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： AIM/CGE(アジア太平洋統合評価/計算可能一般均衡)を用いた共有社会経済的経路(SSP)を定量化した。SSP3(地域競争)が本研究の主な焦点であり,これは緩和と適応の両方で高い課題に直面していると考えられているを形成した。AIMモデルをSSP3マーカーシナリオ,特に物語を説明する代表的な症例を定量化するためのモデルとして選択した。AIM/CGEにおける多重パラメータ仮定を定量のためのSSPを横切って識別された。SSP3定量的シナリオ結果は,その物語と一致していることを確認した。SSP3の四つの重要な特徴を観測した。SSP3は緩和への高レベルの課題を含むように設計した,SSP3の緩和コストは比較的高かった。これはベースライン(無気候緩和政策)シナリオと低緩和能の高い温室効果ガス排出の組み合わせの結果である。第二に,SSP3のベースラインシナリオのための2100の気候強制レベルはSSP2のそれに類似しており,SSP3におけるCO_2排出量はSSP2のそれよりも高かった。これは主にSSP3における高エーロゾル放出によるものであった。第三の特徴は,大気質規制の弱い実装に関連した高い大気汚染物質排出と高レベル石炭依存性であった。第四に,森林面積は農地と牧草地の大幅な拡大によって着実に減少した。これらの特性は,SSP3の少なくとも四種の可能性のある用途を示した。SSP3は,IAMと影響,適応,脆弱性(IAV)最悪のシナリオを提示する解析に有用である。第二に,SSP2とSSP3を比較することにより,IAV分析は,類似した気象条件下で社会経済的要素の影響を明らかにすることができた。第三に,高い大気汚染物質排出量は大気化学気候モデルへの関心となるであろう。最後に,気候変動研究に加えて,多くの他の環境研究は,SSP3をもたらす大規模土地利用変化からの利用可能な有意義な洞察から利益を得ることができた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 排出量 ,  基準線 ,  気候変動 ,  農地 ,  *緩和現象 ,  気象条件 ,  アジア ,  エアロゾル ,  石炭 ,  牧草地 ,  土地利用変化 ,  汚染物質排出 ,  *社会経済
準シソーラス用語： 気候強制 ,  CGEモデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： SSP ,  社会経済的シナリオ ,  AIM ,  計算可能一般均衡モデル ,  統合評価モデル ,  気候緩和

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 共有 ,  社会 ,  経済 ,  経路 ,  AIM