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J-GLOBAL ID：201802223205111804   整理番号：18A0699471

クラシックギターコンクールにおける選曲支援のための演奏プログラムに関する研究

Study on Performance Program in Classical Guitar Competitions for Supporting Piece Selection

著者 (3件)： 飯野なみ (東海大 大学院芸術学研究科) ,  飯塚泰樹 (東海大 大学院理学研究科) ,  沖野成紀 (東海大 大学院芸術学研究科)
資料名： 情報処理学会論文誌ジャーナル(Web)
巻： 59  号： 3  ページ： 904-911 (WEB ONLY)  発行年： 2018年03月15日 
JST資料番号： U0452A  ISSN： 1882-7764  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,クラシックギターコンクールにおける選曲支援に資することを目的として,過去14年間に東京国際ギターコンクールの2次予選と本選で3回以上エントリされた104曲と,過去の優勝者14名が演奏した55曲の音高,ピッチクラス,和音,音価の平均情報量解析を行った。その結果,出場者は特に音価の多彩さを求めることが示された。また複数の楽曲を演奏する場合は,楽曲間で音高の多彩さを求めることが示された。さらに本コンクールの本選の選曲における1つの指標として,各情報量の値を提示することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *楽器 ,  *コンクール ,  行為 ,  音楽 ,  *音の高さ ,  情報量 ,  選択 ,  *クラシックギター ,  演奏 ,  楽曲 ,  和音
準シソーラス用語： *音高 ,  選定

分類 (1件)： 人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (22件)：

• 飯野なみ,飯野秋成,飯塚泰樹,沖野成紀:クラシックギター曲における音価と使用弦の平均情報量分析-楽曲に最適な奏法を目指して,情報処理学会音楽情報科学研究会第108回研究会研究報告 (2015).
• 飯野なみ,高松 航,飯野秋成,飯塚泰樹,沖野成紀:平均情報量から見たクラシックキギター国際コンクールの自由曲の特徴分析,情報処理学会音楽情報科学研究会第112回研究会研究報告 (2016).
• Itako, S. and Itako, K.: Study on Tone Quality of Guitar with Different Sound Hole Using Frequency Spectral Analysis, Journal of Advanced Science, Vol.25, No.1&2 (2013).
• Sumi, T. and Ono, T.: Classical guitar top board design by finite element method modal analysis based on acoustic measurements of guitars of different quality, Acoustical Science and Technology, Vol.29, No.6, pp.381-383 (2008).
• 徳丸吉彦:情報理論からみた音楽,講座 美学新思潮3 芸術記号論,竹内敏雄(監),pp.209-248, 美術出版社 (1966).

タイトルに関連する用語 (3件)： 支援 ,  演奏 ,  研究