文献

J-GLOBAL ID：201802223339576079   整理番号：18A1649722

鋭敏化オーステナイトステンレス鋼における粒界腐食の結晶学【JST・京大機械翻訳】

Crystallography of intergranular corrosion in sensitized austenitic stainless steel

著者 (4件)： Fujii Tomoyuki (Department of Mechanical Engineering, Shizuoka University, 3-5-1, Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, Japan) ,  Tohgo Keiichiro (Department of Mechanical Engineering, Shizuoka University, 3-5-1, Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, Japan) ,  Mori Yota (Department of Mechanical Engineering, Shizuoka University, 3-5-1, Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, Japan) ,  Shimamura Yoshinobu (Department of Mechanical Engineering, Shizuoka University, 3-5-1, Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, Japan)
資料名： Materials Characterization  (Materials Characterization)
巻： 144  ページ： 219-226  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0448C  ISSN： 1044-5803  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,結晶学的観点から304オーステナイト系ステンレス鋼の粒界腐食(IGC)に対する感受性を扱う。IGC試験をシュウ酸と増感ステンレス鋼を用いて行い,その結晶配向を電子後方散乱回折(EBSD)によって分析した。GBSは隣接する結晶粒のミスオリエンテーションに従って分類され,一致サイト格子(CSL)モデルに基づくΣ値を用いて分類された。腐食溝の幅を各GBカテゴリーについて測定し,IGCに対する感受性に及ぼすGBカテゴリーの影響を調べた。次に,CSL境界の単位セルの面積を用いて,CSL境界のIGCに対する感受性を特性化した。IGCは<10°のミスオリエンテーションをもつ低角度GBでは発生しないが,IGCは10°~15°のミスオリエンテーションをもつ低角度GBのいくつかで発生することが分かった。>15°のミスオリエンテーションを有する大角度GBにおいて,各Σ境界における腐食溝の幅は大きな散乱を示した。幅と単位セル面積の間の関係はS字曲線により特性化され,IGCに対する感受性は単位セル面積により良く記述された。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 感受性 ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *腐食 ,  結晶方位 ,  キャラクタリゼーション ,  *粒界腐食 ,  *結晶学 ,  結晶粒 ,  TTT曲線 ,  *結晶粒界 ,  増感 ,  *ステンレス鋼 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： ミスオリエンテーション ,  EBSD , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 粒界腐食 ,  粒界 ,  粒界特性 ,  同時位置格子 ,  誤配向

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

物質索引 (1件)： シュウ酸

タイトルに関連する用語 (3件)： オーステナイトステンレス鋼 ,  粒界腐食 ,  結晶学