文献

J-GLOBAL ID：201802223523884682   整理番号：18A1758824

複数AS間に跨がる柔軟なトラフィック・エンジニアリングのためのシグナリング機構

A Signaling Mechanism for Semantics-aware Traffic Engineering in the Internet

著者 (2件)： 近藤賢郎 (慶応大 理工) ,  寺岡文男 (慶応大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 169(IN2018 12-20)(Web)  ページ： 45-50 (WEB ONLY)  発行年： 2018年07月25日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： MPLS,レイヤ3マルチパス,BGPといった伝統的なトラフィック・エンジニアリング(TE)手法と比べてend-to-endの通信路(path)を柔軟に構築するpath programmableなTE手法の開発が盛んである。これまでにpath programmableなTE手法としてflow-based approach,source routing,network service ID tagsといった手法が提案されているが,pathを構成する主体(entity)間において構築されたpathに関するポリシやセマンティクスをスケーラブルな手法で共有する仕組みがないため,インターネット規模でのpath programmableなTEの実現は困難といえる。筆者らはこれらの問題を解決するためにvAS(virtualized autonomous system)と呼ばれる論理的なドメインをオーバレイ・ネットワーク上で構成し,その上で複数ASに跨がったpathを柔軟に構築するTE手法を提案してきた。本稿では,このvASに属するentity間でpathの構築に関するポリシやセマンティクスを共有するためのシグナリング機構を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *インターネット ,  *工学 ,  *通信技術 ,  トラヒック理論 ,  通信制御 ,  通信信号 ,  信号 ,  パケット交換 ,  プロトコル ,  *経路選定 ,  通信操作
準シソーラス用語： BGP ,  MPLS【通信交換】 ,  シグナリング ,  *トラヒックエンジニアリング

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (20件)：

• D. Awduche, J. Malcolm, J. Agogbua, M. O'Dell, and J. Mc-Manus. Requirements for Traffic Engineering Over MPLS. RFC 2702, IETF, 1999.
• D. Awduche, L. Berger, D. Gan, T. Li, V. Srinivasan, and G. Swallow. RSVP-TE: Extensions to RSVP for LSP Tunnels. RFC 3209, IETF, 2001.
• C. Hopps. Analysis of an Equal-Cost Multi-Path Algorithm. RFC 2992, IETF, 2000.
• C. Villamizar. OSPF Optimized Multipath (OSPF-OMP). Internet-Draft draft-ietf-ospf-omp-02, IETF, 1999.
• D. Xu, M. Chiang, and J. Rexford. Link-state routing with hop-by-hop forwarding can achieve optimal traffic engineering. IEEE/ACM Trans. Netw., Vol. 19, No. 6, pp. 1717-1730, 2011.

タイトルに関連する用語 (3件)： トラフィック ,  エンジニアリング ,  シグナリング