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J-GLOBAL ID：201802223641638108   整理番号：18A0226863

塩に含まれる塩化物イオンを測定するための電位差滴定法

著者 (3件)： 古賀明洋 (塩事業セ 海水総研) ,  野田寧 (塩事業セ 海水総研) ,  山根兵
資料名： 海水総合研究所研究報告  (Papers of Research Institute of Salt and Sea Water Science)
号： 19  ページ： 37-40  発行年： 2017年12月28日 
JST資料番号： L3756A  ISSN： 1345-1006  CODEN： KKKHFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・塩の主成分である塩化物イオン濃度測定のため塩試験方法に新たに追加された電位差測定で終点を決定する硝酸銀滴定法(電位差滴定法)について基本原理などを解説。
・濃度既知の硝酸銀溶液を滴定試薬として使用し,試料溶液中の塩化物イオンがすべて塩化銀となるまでに滴下した硝酸銀溶液量から塩化物イオン濃度を求める方法。
・従来のモール法と異なり,溶液に浸した電極に生じる電位差の変化率最大点を当量点として検出。
・本方法は当量点検出の自動化の容易性と指示薬として発がん性のある六価クロムを使用しないで測定できるのが大きな利点。

シソーラス用語： 濃度 ,  アニオン ,  硝酸銀 ,  *電位差滴定 ,  電位差測定法 ,  終点検出 ,  基準電極 ,  当量 ,  六価クロム ,  *塩化物 ,  *食塩
準シソーラス用語： 塩化物イオン濃度

分類 (2件)： 無機物質の化学分析一般  (CC07021S) ,  塩素とその化合物  (YB02040H)

引用文献 (12件)：

• 日本海水学会,ソルトサイエンス研究財団共編, 塩の分析と物性測定, 107-173, 日本海水学会, 神奈川 (1992)
• 藤居東奈,野田 寧, 国内市販食用塩の品質調査-主要商品の傾向, 日本調理科学会誌, 49, 1-13 (2016)
• 財団法人塩事業センター, 市販食用塩データブック, 財団法人塩事業センター, 東京 (2004)
• 野田 寧, 塩試験方法の変遷, Bull. Soc. Sea Water Sci. Jpn. 68, 235-241 (2014)
• 財団法人塩事業センター, 塩試験方法 (第4版), 財団法人塩事業センター, 東京 (2013)

タイトルに関連する用語 (3件)： 塩 ,  塩化物イオン ,  電位差滴定法