文献
J-GLOBAL ID:201802223817185578   整理番号:18A1866184

トキソプラズマ症の血清診断のためのLIPS(ルシフェラーゼ免疫沈降システム)の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of LIPS (luciferase immunoprecipitation system) for serodiagnosis of Toxoplasmosis
著者 (10件):
資料名:
巻: 462  ページ: 91-100  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0816B  ISSN: 0022-1759  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Toxoplas gondii感染症の血清診断のための信頼性のある定量的技術の開発は望ましいままである。ルシフェラーゼ免疫沈降システム(LIPS)は比較的簡単で,高感度で迅速な定量的免疫学的試験である。ELISAによるこの分析の主要な利点は,より広いダイナミックレンジ,より短い全体的な分析時間,およびより少ない試料体積である。本研究では,トキソプラズマ症の血清診断にこの方法を用いることを目的とした。組換えToxoplas抗原(高密度顆粒抗原GRA6,GRA7,およびGRA8およびブラディゾイト抗原BAG1)を大腸菌で発現させ,精製し,T.gondiiおよびWHO標準抗Toxoplasヒト免疫グロブリン(TOXM)に感染した実験マウスの血清を用いてLIPSアッセイで試験した。実験的に感染したマウスにおいて,LIPSアッセイにより,14日目にNluc-GRA6,Nluc-GRA7およびNluc-GRA8に対する抗体が検出されたが,Nluc-BAG1に対する抗体は21日目まで検出されず,60日目に有意な上昇を示した。TOXM血清において,各Nluc組換え蛋白質によるLIPSアッセイは信頼性のある標準曲線を生成し,GRA6に対して0.980~0.989,GRA8に対してGRA7,0.98~0.999,BAG1に対して0.942~0.987の決定係数(R2)を示した。rGRA6,rGRA7,rGRA8,rBAG1の検出限界はそれぞれ3.9,2,1,1IU/mlと推定された。トキソプラズマ症に対するLIPSアッセイは,マウスおよびヒト血清中のT.gondiiに対する抗体を合理的に高い感度で検出できた。著者らは,LIPSアッセイが,トキソプラズマ症のスクリーニング,診断,およびモニタリングのための有望な代替ツールであると考える。特に,BAG1に対する抗体の検出は,慢性期における血清中濃度の上昇に基づいて,高リスク領域を疑うことにおける長期血清有病率研究に有用である可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
バイオアッセイ  ,  生体防御と免疫系研究法 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る