抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
電力市場の自由化,燃料価格の不安定性,再生可能エネルギーの躍進など,電力事業者を取り巻く環境は近年大きく変化し続けている。電力事業者は消費者に対し安心,安全,安定かつ安価に電力を供給することを求められるが,一方で変化が激しい現在において,従来の運営方法を変えずにこれらの要求に応え続けるのは困難である。このような状況に対する一つの解としてデジタル技術を活用した電力事業の革新が注目を集めている。GEでは数年前からデジタル技術の開発を加速,電力部門を筆頭に各産業分野においてその活用を推進してきた。2016年にはデジタル技術を実現する為のプラットフォーム“PREDIX”を一般公開,社外に対してプラットフォームおよびプラットフォーム上で実現する各種ソリューション群を提供している。電力事業者向けのソリューションは大きく3つ,アセット最適化ソリューション(Asset Performance Management),オペレーション最適化ソリューション(Operations Optimization),ビジネス最適化ソリューション(Business Optimization)で構成される。これらのソリューションを活用することで電力事業者は発電所の資産の可視化から予兆検知,オペレーションの柔軟性向上,発電効率の改善,更には電力市場取引による利益の最大化まで実現することができる。本講演ではGEが取り組む電力事業者向けのデジタル化ソリューション群およびそれを実現するプラットフォームについて,事例を交えながら順に紹介する。(著者抄録)