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J-GLOBAL ID：201802224097734025   整理番号：18A1714426

切断フィトクロームBの核細胞質シャトリングによる光制御転写系【JST・京大機械翻訳】

Light-controllable Transcription System by Nucleocytoplasmic Shuttling of a Truncated Phytochrome B

著者 (2件)： Noda Natsumi (Department of Chemistry, School of Science, The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Ozawa Takeaki (Department of Chemistry, School of Science, The University of Tokyo, Tokyo, Japan)
資料名： Photochemistry and Photobiology  (Photochemistry and Photobiology)
巻： 94  号： 5  ページ： 1071-1076  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0593A  ISSN： 0031-8655  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 転写調節は遺伝子治療および生物医学研究のための有用な戦略である。化学的に調節された転写アプローチと異なり,光遺伝学的ツールを用いた転写の時空間制御は,単一細胞の分析のための強力な技術である。組織に侵入するためには,ウイルスベクターの使用に適用できる低分子量の赤色/遠赤光を吸収する光受容体を用いることが望まれ,光受容体を用いた光スイッチは単一発現ベクターとして構築する必要がある。ここでは,Arabidopsis thalianaフィトクローム(Phy)Bおよびその結合パートナー,フィトクローム相互作用因子(PIF)6に基づく光遺伝学的ツールについて述べた。赤色/遠赤光照射によるPIF6との可逆的な会合を可能にする,切断されたPhyBを生成した。5分間の赤色光照射は,PIF6との会合により細胞質から核へのPhyB転移を誘導し,Gal4 DNA結合ドメインとGal系の上流活性化配列に基づく転写活性化をもたらした。PhyBとPIF6を用いた核細胞質シャトルベクターは,組織実験における転写調節に適用できる可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *光制御 ,  DNA【核酸】 ,  相互作用 ,  結合部位 ,  光受容体 ,  *フィトクローム ,  *細胞質 ,  光照射 ,  Arabidopsis thaliana ,  赤色光
準シソーラス用語： 転写活性化 ,  ウイルスベクター ,  単一細胞 ,  光遺伝学 ,  転写調節 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： フィトクロームB ,  核 ,  細胞質 ,  光制御 ,  転写