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J-GLOBAL ID：201802224178507439   整理番号：18A1506424

透明断熱材をめざしたキトサンエアロゲルの開発

Development of Chitosan Aerogel for Transparent Thermal Insulators

著者 (2件)： 竹下覚 (産業技術総合研 化学プロセス研究部門) ,  依田智 (産業技術総合研 化学プロセス研究部門)
資料名： Nanofiber  (Nanofiber)
巻： 9  号： 1  ページ： 26-30  発行年： 2018年07月31日 
JST資料番号： F1130A  ISSN： 2185-3215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 窓やガラス壁などの透明な開口部は,建物や車両の断熱に関して大きな熱損失を引き起こす。シリカエアロゲルは長い間,透明断熱材の適切な候補であるが,その実用的な利用は機械的靭性が乏しいために制限されている。繊維状高分子エアロゲルの最近の進歩は,ナノファイバーネットワークの均一構造が光学的透明性と機械的靭性の両方を示すことを明らかにした。ここでは,新しいナノ繊維エアロゲルの一つであるキトサンエアロゲルに関する最近の研究を紹介し,透明断熱材の可能性を考察する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *断熱材料 ,  *透明材料 ,  *エアロゲル ,  キトサン ,  窓 ,  板ガラス ,  熱損失 ,  靱性 ,  繊維 ,  高分子 ,  ナノファイバ ,  ネットワーク構造 ,  シリカヒューム ,  ガラス窓 ,  高分子繊維 ,  *透明断熱材 ,  機械的性質

分類 (2件)： 建築物の断熱  (RB01033H) ,  断熱材,伝熱材  (PA03030R)

引用文献 (17件)：

• Hüsing N and Schubert U, Angew. Chem. Int. Ed., 37, 22 (1998).
• Jelle B P, Energy Buildings, 43, 2549 (2011).
• Cuce E, Cuce P M, Wood C J and Riffat S B, Renewable Sustainable Energy Rev., 34, 273 (2014).
• 日本機械学会,伝熱工学資料 改訂第5版 p.296(2009).
• Baetens R, Jelle B P and Gustaysen A, Energy Buildings, 43, 761 (2011).

タイトルに関連する用語 (2件)： 透明断熱材 ,  開発