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J-GLOBAL ID:201802224520239268   整理番号:18A0704629

サッケード発生パターンに基づくなぞり運動中の手と眼球の協調制御の解析

Analysis of eye-hand coordination in tracing tasks based on saccade pattern.
著者 (4件):
資料名:
巻: 117  号: 508(NC2017 67-98)  ページ: 151-156  発行年: 2018年03月06日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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ヒトが線などを正確に描くには視覚情報が重要であるが,腕運動に反映されるには遅れがあるため,事前計画によるフィードフォワード制御と腕の位置を予測する最適フィードバック制御を,使い分けて制御していると考えられる。本研究ではなぞり運動において手本軌道の曲率の高い部分を描き終わった直後にSaccadeの発生頻度が高くなることが制御戦略の違いを反映しているという仮説を検証するため,時間統制などが異なる様々な条件でなぞり運動の計測実験を行った。実験の結果,制御戦略が変化しやすいであろう,描画時間が長い時間統制でSaccade頻度が変化する傾向が多く見られ,仮説を支持した。また,なぞり誤差が小さい被験者にこの変化が出やすい傾向が見られたため,このような眼球運動パターンはなぞり運動の精度向上に寄与している可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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人間機械系 
引用文献 (8件):
  • E. Gowen, et al., “Eye-hand interactions in tracing and drawing tasks”, Human Movement Science, 25, pp.568-585, (2006)
  • 山崎他,“書道家が線を描く時の目と腕の協調運動の特徴抽出”,信学技報,114(514),pp.313-318,(2015)
  • E.Todorov, et al., “Optimal feedback control as a theory of motor coordination”, Nature Neuroscience, 5, pp.1226-1235, (2002)
  • G.Ariff, et al., “A Real-Time State Predictor in Motor Control: Study of Saccadic Eye Movements during Unseen Reaching Movements ”, The Journal of Neuroscience, 22(17), pp.7721-7729, (2002)
  • 宍戸他,“Eye-hand coordination in tracing tasks of professional and non-professional calligraphers”,日本神経科学大会,P2-203
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