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J-GLOBAL ID:201802224598037590   整理番号:18A0718724

ペオノールは海馬シナプス伝達を促進する:Kv2.1カリウムチャンネルの役割【JST・京大機械翻訳】

Paeonol promotes hippocampal synaptic transmission: The role of the Kv2.1 potassium channel
著者 (13件):
資料名:
巻: 827  ページ: 227-237  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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パエオノールは中国の薬草Moutan皮質根の主要成分である。最近の研究は,パエオノールが神経保護効果を有し,学習と記憶障害を改善することを報告している。しかしながら,パエオノールがシナプス伝達に寄与するその基礎となる機構は不明のままである。本研究において,パエオノールは,ミニチュア興奮性シナプス後電流(mEPSC)および自発的興奮性シナプス後電流(sEPSC)の頻度を増加させたが,ラット海馬CA1ニューロンにおける振幅には影響を及ぼさなかった。同様に,アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害剤リバスチグミンはmEPSCの頻度を増加させたが,ラット海馬ニューロンの振幅には影響を及ぼさなかった。リバスチグミンは,ラット海馬CA1ニューロンにおけるDelid外向きK+電流を阻害したが,核あいまい(NA)ニューロンには影響しなかった。Kv2遮断薬guangxitoxin-1Eは,ラット海馬CA1ニューロンのmEPSCとsEPSCの両方の頻度を,それらの振幅に影響することなく増加させた。著者らの結果は,パエオノールとリバスチグミンが自発的シナプス前伝達物質放出を増強し,海馬Kv2電流の阻害とアルツハイマー病(AD)に見られる神経伝達物質欠損の治療的可能性に関連する可能性を示唆する。さらに,著者らのデータは,パエオノールがマウス海馬ニューロンにおける長期増強(LTP)のAβ_25-35誘導障害に対して保護することも示す。しかしながら,guangxitoxin-1Eは,LTPの誘発された興奮性シナプス後電位(fEPSP),LTPおよびAβ_25-35誘導障害を増強することができなかった。これらの結果は,パエオノールがADにおける学習と記憶を改善する可能性を有している可能性を示している。興味深いことに,この効果は海馬Kv2電流の阻害に関与しない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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向精神薬の基礎研究  ,  中枢神経系  ,  精神科の基礎医学 
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