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J-GLOBAL ID：201802224693558472   整理番号：18A0359794

強親鉄性元素に枯渇した太古代マントルとその意義

Highly siderophile element depletion in Archean mantle and its significance

著者 (8件)： ISHIKAWA A. (Univ. of Tokyo) ,  ISHIKAWA A. (JAMSTEC) ,  KOMIYA T. (Univ. of Tokyo) ,  SUZUKI K. (JAMSTEC) ,  COLLERSON Kenneth D. (Univ. of Queensland) ,  LIU Jingao (China Univ. of Geosciences) ,  LIU Jingao (Univ. of Alberta) ,  PEARSON D. Graham (Univ. of Alberta)
資料名： 日本地球化学会年会要旨集(Web)  (Abstracts of Annual Meeting of the Geochemical Society of Japan (Web))
巻： 64th  ページ： ROMBUNNO.3E04(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U1296A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 太古代マントルの強親鉄性元素組成を見積もるためにカナダ,ラブラドル地域サグレック岩体に産する変成コマチアイト(約36億年前)及び変成かんらん岩(約33億年前)の地球化学的研究を行った。その結果,両者ともに起源マントルに含まれる強親鉄性元素は,現世のかんらん岩から見積もられた始原マントル組成(PUM)に比べて約20%程度少ないことが判明した。本発表では太古代地質体で認められるタングステン同位体異常(~+11-15ppm)の成因と合わせて太古代マントルが強親鉄性元素に枯渇している意義を議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： *親鉄元素 ,  *マントル ,  コマチアイト ,  かんらん岩 ,  地球化学 ,  異常 ,  同位体存在比 ,  成因 ,  オスミウム同位体 ,  *太古代 ,  同位体異常 ,  岩石成因論
準シソーラス用語： *始生代 ,  オスミウム187 ,  オスミウム188 ,  岩石成因

分類 (3件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C) ,  先カンブリア時代  (DE02020Z) ,  岩石成因論  (DE07020I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 鉄 ,  元素 ,  枯渇 ,  太古代 ,  マントル