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J-GLOBAL ID:201802225069017610   整理番号:18A2137714

鉄-バリウム共沈後のイットリウム90減衰時間の測定を用いた海水中のストロンチウム90の簡単な放射分析定量

Simple Radiometric Determination of Strontium-90 in Seawater Using Measurement of Yttrium-90 Decay Time Following Iron-Barium Co-precipitation
著者 (4件):
資料名:
巻: 34  号: 11  ページ: 1277-1283(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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海水中の90Srの放射性定量法を,鉄-バリウム共沈後の90Y減衰時間の測定を用いて開発した。その減衰時間の計算により,90Srの放射能は条件付き環境試料下で間接的に定量できる。さらに,他の放射性核種の妨害を避けるために,調製した試料をゲルマニウム半導体検出器を用いて測定した。その後,付着放射能をβ線計数の実測値から差し引いた。本論文では,2011年10月から2012年3月までの期間に福島第一原子力発電所周辺の2km以内で海水試料を収集した。この方法は,海水試料分析において0.99の相関係数で,提案した方法に従う90Sr濃度と全ベータ計数の間の良好な直線性を示した。放射性セシウムのような他の放射性核種によって引き起こされた妨害は,90Srの定量では観測されなかった。90Srを定量するために全プロセスは12時間を要する;この時間は,従来の搾乳-低バックグラウンドガスフロー計数法より1/40短い。90Sr放射能の検出下限(平均値n=60)は0.03Bq/L(不確実性4.2%)であることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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天然水の放射化学的分析 
引用文献 (22件):
  • 1. R. B. Firestone and V. S. Shirley, “<i>Table of Isotopes (CD-ROM Ver.)</i>”, 8th ed., <b>1996</b>, John Wiley & Sons Inc.
  • 2. Ministry of Health Labour and Welfare (Japan), Inspection of Radiomaterials in Tap water, http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/01_houshasei_120328_m1.pdf.
  • 3. Fukushima Prefecture Government, Results of Environmental Radioactivity Monitoring, http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec_file/monitoring/k-1/kaisui110516-110530.pdf.
  • 4. Japan Atomic Energy Agency, Database for Radioactive Substance Monitoring Data, http://emdb.jaea.go.jp/emdb/en/.
  • 5. MEXT, Research and Development Bureau, Atomic Energy Division, Analytical Methods of the Radioactive Strontium, No. 2, Japan, 2000.
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