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J-GLOBAL ID：201802225358305903   整理番号：18A1189349

異常皮質興奮性は音楽家のジストニアにおける手の器用さの消失を反映する【JST・京大機械翻訳】

Aberrant cortical excitability reflects the loss of hand dexterity in musician’s dystonia

著者 (10件)： Furuya Shinichi (Musical Skill and Injury Center (MuSIC), Sophia University, Tokyo, Japan) ,  Furuya Shinichi (Integrative Brain Imaging Center (IBIC), National Center of Neurology and Psychiatry, Tokyo, Japan) ,  Furuya Shinichi (Sony Computer Science Laboratories (SONY CSL), Tokyo, Japan) ,  Uehara Kazumasa (Musical Skill and Injury Center (MuSIC), Sophia University, Tokyo, Japan) ,  Uehara Kazumasa (Integrative Brain Imaging Center (IBIC), National Center of Neurology and Psychiatry, Tokyo, Japan) ,  Uehara Kazumasa (Japan Society for the Promotion of Science, Tokyo, Japan) ,  Uehara Kazumasa (School of Biological and Health Systems Engineering, Arizona State University, Arizona, USA) ,  Sakamoto Takashi (Department of Neurology, National Center of Neurology and Psychiatry, Tokyo, Japan) ,  Hanakawa Takashi (Musical Skill and Injury Center (MuSIC), Sophia University, Tokyo, Japan) ,  Hanakawa Takashi (Integrative Brain Imaging Center (IBIC), National Center of Neurology and Psychiatry, Tokyo, Japan)
資料名： Journal of Physiology  (Journal of Physiology)
巻： 596  号： 12  ページ： 2397-2411  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0587A  ISSN： 0022-3751  CODEN： JPHYA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重要なPOINTS:ジストニアは,運動器用さと神経機能の多面的側面における異常によって特徴付けられる運動障害である。病態生理学と運動異常の間の橋渡しの証拠は限られている。新しい所見は,局所的なタスク特異的ジストニア(FTSD)において,運動皮質における異常に減少した阻害は,器用な指運動の時間的不正確さに関連していたが,高い促進は屈曲から伸展への手指運動の異常に緩慢な遷移と関連していた。著者らは,これらの知見が,FTSD患者における運動器用さ劣化の異なる側面を持つ安静時の運動皮質内の異なるタイプの機能不全を結びつける新しい証拠を提供するので,臨床的に重要な2セットの行動生理学的共変動を新たに同定した。結論:限局性タスク特異的ジストニア(FTSD)は,器用な動きをcompromisす。FTSDの提案された病態生理学的機構は,運動皮質(M1)の機能不全を含む。しかしながら,M1の機能不全が運動器用さの喪失の原因となるかどうかに関する証拠はまだ得られていない。ここでは,M1興奮性と詳細な運動パラメータの両方を評価することにより,それらの関係と同様にこの問題に取り組んだ。経頭蓋磁気刺激は,FTSDを有する20人のピアニスト,20人の健康なピアニストおよび20人の非音楽家においてM1上に適用した。患者は,健常対照者と比較して,短縮された短間隔皮質内抑制(SICI)と高い皮質内促通(ICF)の両方を示した。これは,異常な皮質興奮性が病態生理学を反映するが,現在のスキルを反映しないことを示す。手運動器用さは,2つのテンポでのピアノ演奏中の位置センサにより評価した。患者は,手指屈曲から最も速いテンポでの伸展への遅延と指運動のより大きなタイミング変動を示した。さらに,多変量解析により,皮質興奮性と器用さ尺度間の共変動の明確なセットを同定した。すなわち,SICI測度とICF測度は,それぞれ運動の時間的変動性と屈曲から伸展への遷移の速さに関連していた。特に,ピアニストにおけるM1における減少した阻害と高い促進は,逐次的な指運動における時間的不正確さと迅速な遷移の障害に関連していた。本研究は,M1機能不全と器用さ損失を伴う新しい証拠を提供する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 患者 ,  機能障害 ,  病態生理 ,  *皮質 ,  運動器官 ,  安静 ,  経時変化 ,  測度 ,  *ジストニア ,  多変量解析 ,  *興奮 ,  運動野
準シソーラス用語： ピアニスト ,  経頭蓋磁気刺激 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 塑性 ,  器用さ ,  運動障害

分類 (2件)： 神経系の疾患  (GN03000O) ,  神経系の診断  (GN02000H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 皮質興奮性 ,  音楽家 ,  ジストニア ,  手