文献

J-GLOBAL ID：201802225665178112   整理番号：18A1857285

ナノカーボン材料を用いた新機能デバイス

Novel functional devices by using nanocarbon materials

著者 (2件)： 佐藤信太郎 (富士通研) ,  佐藤信太郎 (富士通)
資料名： 応用物理  (JSAP International)
巻： 87  号： 10  ページ： 732-738  発行年： 2018年10月10日 
JST資料番号： F0252A  ISSN： 0369-8009  CODEN： OYBSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： グラフェン,カーボンナノチューブ(CNT)に代表されるナノカーボン材料は,その優れた電気的,熱的,機械的特性からさまざまな応用が期待されており,例えばリチウムイオン電池の導電助剤としてのCNTなど,一部はすでに実用化されている。一方,電子デバイスへの応用ではいまだ革新的なものが実現できているとは言い難い。我々はこれまで,ナノカーボン材料の電子デバイス応用に取り組んできた。ターゲットとしては,大規模集積回路(LSI)用の配線,トランジスタ応用など,いわゆるMore Moore的な応用に加え,最近では,More than Moore的なガスセンサ,高周波検波器など,新機能デバイスへの取り組みも進めている。本稿では,ナノカーボン材料に関し,More Moore的な取り組み,More than Moore的な取り組みに関する簡単なレビューを行うとともに,我々の新機能デバイスへの取り組みの一端を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ナノ構造 ,  *機能素子 ,  グラフェン ,  カーボンナノチューブ ,  *固体素子 ,  LSI【IC】 ,  トランジスタ ,  ガスセンサ ,  HF【周波数】
準シソーラス用語： *ナノカーボン ,  *電子デバイス ,  大規模集積回路

分類 (1件)： 半導体集積回路  (NC03162T)

引用文献 (54件)：

• J.L. Hennessy and D.A. Patterson: Computer Architecture, Sixth Edition: A Quantitative Approach (Morgan Kaufmann Publishers Inc., 2017).
• T.F. Wu, H. Li, P.C. Huang, A. Rahimi, J.M. Rabaey, H.S.P. Wong, M.M. Shulaker, and S. Mitra: Proc. 2018 IEEE International Solid - State Circuits Conference (ISSCC), p.492 (2018).
• G. Fiori and G. Iannaccone: IEEE Electr. Device Lett. 28, 760 (2007).
• D. Kondo, H. Nakano, B. Zhou, A. I, K. Hayashi, M. Takahashi, S. Sato, and N. Yokoyama: Proc. IEEE International Interconnect Technology Conference, p.189 (2014).
• S. Souma, M. Ueyama, and M. Ogawa: Appl. Phys. Lett. 104, 213505 (2014).

タイトルに関連する用語 (2件)： カーボン材料 ,  機能デバイス