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J-GLOBAL ID：201802225835658709   整理番号：18A1239439

ふん尿処理の現状と対策 1 総論(はじめに)

著者 (2件)： 羽賀清典 (畜産環境整備機構) ,  羽賀清典 (麻布大 獣医)
資料名： 畜産技術  (Livestock Technology)
号： 758  ページ： 2-4  発行年： 2018年07月01日 
JST資料番号： Y0328A  ISSN： 0389-1348  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・平成29年の家畜家禽の糞尿発生量は7900トン。
・家畜環境に対する苦情の発生は,平成29年1559件で前年に比べ27件増加。
・家畜排泄物と環境に関係する法律としては,平成16年から施行されている「家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」(家畜排泄物法)があり,平成29年には99.9%の対象農家が環境基準を遵守,その他,臭気対策に対する「悪臭防止法」,水質に関しては「水質汚濁防止法」。
・糞尿処理状況について,乳牛,肉牛,ブタの固形物は90%以上が堆肥化,液状物は乳牛では液肥,ブタでは浄化処理して河川放流,産卵鶏でも堆肥化,ブロイラーでは30%が焼却処理。
・糞尿問題を飼料から考え,アミノ酸バランスを改善し,窒素量を適正に管理することでアンモニアや温室効果ガスの発生を低減。
・堆肥化処理にも新しい科学的なアプローチにより安定化した品質の確保。
・汚水浄化処理施設の能力向上への膜分離活性汚泥法の導入。
・家畜糞尿の処理状況を一覧表に図示。

シソーラス用語： *家畜糞尿 ,  排出量 ,  *家畜糞尿処理 ,  法規制 ,  法規 ,  乳牛 ,  肉牛 ,  ブタ ,  産卵鶏 ,  ブロイラー ,  堆肥化 ,  液体肥料 ,  下水処理 ,  焼却 ,  アミノ酸 ,  臭気防止 ,  汚染防止 ,  活性汚泥法 ,  メンブレンバイオリアクタ
準シソーラス用語： 悪臭防止法 ,  液肥 ,  汚水処理 ,  家畜排泄物 ,  家畜排泄物法 ,  河川放流 ,  飼料成分 ,  臭気対策 ,  水質汚濁防止 ,  水質汚濁防止法 ,  膜分離活性汚泥法

分類 (1件)： 農業廃棄物処理  (FB07040X)

引用文献 (11件)：

• 農林水産省 生産局 畜産部 畜産振興課 (2018) 畜産環境をめぐる情勢(平成30年5月), 25頁.
• 環境省 環境再生・資源循環局 廃棄物規制課 (2018) 産業廃棄物の排出及び処理状況等 (平成27年度実績) について (平成30年1月23日)、 39頁.
• 畜産環境整備機構 (2017) 日本型悪臭防止最適管理手法 (BMP) の手引き, 61頁
• 羽賀清典 (2018) 養豚排水を取り巻く情勢, 養豚界, 2018年3月号, 20~24頁.
• 農林水産省 生産局 畜産部 畜産企画課 (2011) 家畜排せつ物の処理状況調査, 39頁.

タイトルに関連する用語 (3件)： ふん尿 ,  現状 ,  対策