抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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河川プリュームの物理過程に関する研究は数十km程度のものが対象とされてきた。しかし,K-H billowsといった微細構造が観測で示唆されている。本研究では,このような微細構造がプリュームの挙動に対して与える影響を高解像度モデリングを用いて議論する。潮流がある場合,淡水は河口近くに制限される。一方で,潮流がない場合,沖方向にプリュームが伸長する。河川プリュームは水平・鉛直移流項と圧力勾配項が力学平衡していた。移流項は主として擾乱成分が卓越していた。このような擾乱は慣性・KH不安定によって生じ,プリューム内外の運動量交換が行われる。擾乱は摩擦として働き,淡水は潮流がある場合河口近くに制限される。(著者抄録)