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J-GLOBAL ID：201802226355055483   整理番号：18A0994924

圧電アクチュエータの特殊環境応用

Piezoelectric Actuators for Specific Environments

著者 (1件)： 神田岳文 (岡山大学)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 36  号： 3  ページ： 195-198(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,電磁力,空圧などの原理のアクチュエータでは使用が困難であった特殊環境,特に強磁場,極低温といった環境での使用を目的とした圧電アクチュエータの応用例を紹介。
・電磁モータの使用が困難な強磁場環境用のアクチュエータの適用状況(マイクロ超音波モータによる固体NMR用試料回転機構,PZTを用いたトランスデューサの構造,試料回転機構のNMRプローブへの取付けによる駆動実験)を解説。
・液体窒素温度(77K)以下の極低温環境用の圧電アクチュエータを駆動することを目標とした研究の必要性(宇宙空間で用いられる探査機では,低温環境を考慮したロボット用アクチュエータが必要,構成する全材料の材料定数の温度依存性を考慮した設計が必要,極低温環境用ねじり振動型トランスデューサの構造の提案と低温環境での駆動実験)について紹介。

シソーラス用語： *アクチュエータ ,  圧電素子 ,  強磁場 ,  極低温 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  固体 ,  NMRイメージング ,  *超音波モータ ,  リニアモータ ,  変換器 ,  温度依存性
準シソーラス用語： MRI検査 ,  トランスデューサ ,  *圧電アクチュエータ ,  液体窒素温度 ,  *過酷環境 ,  回転機構 ,  材料特性

著者キーワード (6件)： Piezoelectric Actuator ,  Ultrasonic Motor ,  Transducer ,  Specific Environment ,  High Intensity Magnetic Field ,  Cryogenic Temperature

分類 (2件)： ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A) ,  圧電デバイス  (NC03110I)

引用文献 (20件)：

• 1) T. Kanda, et al.: “A Cylindrical Micro-Ultrasonic Motor Using Micromachined Bulk Piezoelectric Vibrator with Glass Case,” Japanese Journal of Applied Physics, vol.45, no.5B, pp.4764-4769, 2006.
• 2) T. Ichihara, et al.: “Design and Evaluation of Low-profile Micro Ultrasonic Motors using Sector Shaped Piezoelectric Vibrators,” Proc. of IEEE/RSJ International Conf. on Intelligent Robots and Systems, pp.588-593, 2008.
• 3) K. Masamune, et al.: “Development of an MRI-compatible Needle Insertion Manipulator for Stereotactic Neurosurgery,” Journal of Image Guided Surgery, vol.1, pp.242-248, 1995.
• 4) 真下,遠山,石田:“球面超音波モータを用いたMRI環境下手術支援マニピュレータの開発(第1報)-MRI対応球面超音波モータの試作”,精密工学会誌,vol.73, no.2, pp.275-280, 2007.
• 5) D. Reichert, et al.: “2Narrowband Excitation of 2H Powder Pattern and Its Application to 2H 1D Exchange Sample-Turning NMR,” Journal of Magnetic Resonance, vol.139, pp.308-313, 1999.

タイトルに関連する用語 (3件)： 圧電アクチュエータ ,  環境 ,  応用