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J-GLOBAL ID:201802226396684959   整理番号:18A0057704

イノシトールヘキサキスりん酸は落葉広葉樹ウラジロハコヤナギにおける季節性リンの貯蔵形態である

Inositol Hexakis Phosphate is the Seasonal Phosphorus Reservoir in the Deciduous Woody Plant Populus alba L.
著者 (13件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 1477-1485 (WEB ONLY)  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: U1159A  ISSN: 1471-9053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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栄養素の季節的リサイクルは,落葉多年生植物にとって重要な戦略である。落葉多年生植物は,その長命を通じて秋季の栄養素再移動とそれに続く冬季の貯蔵により栄養素プールを維持,拡大する。生物の最も重要な元素のひとつであるリン(P)は,秋季に落葉樹の老化葉から再移動される。しかし,リン酸塩がどのように冬季に貯蔵されるかは不明のままである。本稿では,ウラジロハコヤナギ(Populus alba L.)において夏季の終わりから冬季にかけて枝条に蓄積され,IP6(ミオイノシトール-1,2,3,4,5,6-ヘキサキスりん酸塩:フィチン酸)が主要な貯蔵形態であることを示した。IP6は冬季の枝条において高濃度で検出され,早春に急速に減少した。冬季枝条の柔細胞において,Pは高等植物の種子中に見出されるグロボイドに類似した高電子密度構造と関連していた。その他さまざまな落葉樹でも冬季の枝条にIP6が蓄積されることがわかった。IP6は冬季のウラジロハコヤナギにおける主要な貯蔵形態であり,それは落葉広葉樹における季節性P貯蔵のための共通戦略であると考えた。(翻訳著者抄録)
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