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J-GLOBAL ID：201802226570450906   整理番号：18A1205528

成人日本人精神病患者における問題のあるインターネット使用【JST・京大機械翻訳】

PROBLEMATIC INTERNET USE AMONG ADULT JAPANESE PSYCHIATRIC PATIENTS

著者 (6件)： de Vries Hille T. (Department of Neuropsychiatry, Academic Medical Center, University of Amsterdam, Amsterdam, the Netherlands) ,  Nakamae Takashi (Department of Psychiatry, Graduate School of Medical Science, Kyoto Prefectural University of Medicine, Kyoto, Japan) ,  Fukui Kenji (Health Care Center, Kyoto Prefectural University of Medicine, Kyoto, Japan) ,  Denys Damiaan (Department of Neuropsychiatry, Academic Medical Center, University of Amsterdam, Amsterdam, the Netherlands) ,  Denys Damiaan (The Netherlands Institute for Neuroscience, an institute of the Royal Netherlands Academy of Arts and Sciences, Amsterdam, the Netherlands) ,  Narumoto Jin (Department of Psychiatry, Graduate School of Medical Science, Kyoto Prefectural University of Medicine, Kyoto, Japan)
資料名： European Neuropsychopharmacology  (European Neuropsychopharmacology)
巻： 28  号： 6  ページ： 780  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3163A  ISSN： 0924-977X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの研究は,青年と学生(13~50%)~1の間で問題となるインターネット使用(PIU)の高い有病率を報告し,PIUは多くの精神症状2と関連している。対照的に,いくつかの研究のみが,成人集団の間でその罹患率を調査した。著者らの知る限りでは,精神症状が精神疾患を有する患者にPIUを誘導するか,またはPIUが精神症状を誘発するか悪化させるかもしれないが,精神医学的集団におけるPIUの罹患率と共存性を調査する研究はなかった。本研究の目的は,成人の精神病患者の間のPIUの罹患率と精神医学的共同罹患率を調査することである。方法:インターネットアクセスを有する成人精神科患者133名を,3か月の期間にわたり,京都大学病院の精神科の外来診療所で募集した。それらのうちの231人は調査を完了した(回答率:69.4%;男性/女性/経性:90/139/2;平均年齢=42.2)。著者らは,確立されたカットオフ値を用いて,「通常のインターネット利用者」と「問題のあるインターネット利用者」に参加者を,Youngのインターネット中毒試験(IAT)と包括的インターネットUseスケール(CIUS)の組み合わせを用いて分割した。人口統計学的データと共存精神症状を,不眠症(アテネ不眠尺度,AIS),抑欝(BeckDepressionInventory,BDI),不安(状態形質不安,STAI),注意欠陥多動性障害(ADHD)(成人ADHD自己報告尺度,ASRS),自閉症(自閉症スペクトラム,AQ),強迫性障害(OCD)(ObsessiveCompulsiveInventory,OCI),社会不安障害(SAD)(Liebowitz社会不安尺度,LSAS),アルコール乱用と衝動性(BarrattImpulsiveScale,BIS)を測定する自己評価尺度を用いて,2群間で比較した。著者らの231人の回答者のうち,58人(25.1%)は,IAT(40人以上)またはCIUS(21人以上)のどちらかで高いスコアを示したので,問題のあるインターネット利用者と定義された。問題のあるインターネット利用者の年齢は,正常なインターネット利用者のそれより有意に低かった(35.9対43.6,p<0.001,マン-ホイットニーU試験)。問題のあるインターネット利用者は,睡眠問題を測定する尺度において有意に高いスコアを示した(AIS,正常なインターネット利用者に対する8.8,p<0.001),ADHD(A,63.2対36.3,p<0.001),SAD(LSAS,71.4対54.0,p<0.001),および衝動性(BIS,67.4対63.5,p=0.004)。成人精神科患者のPIU罹患率は比較的高い(25%)。一般集団で報告された以前の研究として,成人精神病患者のPIUは,より低い年齢とより高い精神的共存症と関連していた。長期研究は,問題となるインターネット使用と精神病理学的疾患の間の因果関係を決定するために必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 不眠 ,  自閉症 ,  病院 ,  精神症状 ,  *患者 ,  精神医学 ,  男性 ,  *精神病 ,  女性 ,  罹患率 ,  *成人 ,  *インターネット
準シソーラス用語： 衝動性 ,  精神科 ,  *日本人 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 医用情報処理  (JE15030Q) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 成人 ,  日本人 ,  精神病患者 ,  インターネット