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J-GLOBAL ID：201802227613976300   整理番号：18A0732103

ステレオ音と振動提示による視覚障害者誘導インタフェース

Walking Navigation Interface for Visually Impaired Using Sensation of Stereo Sound and Vibration

著者 (4件)： 小河原洸貴 (筑波大) ,  宍戸英彦 (筑波大) ,  北原格 (筑波大) ,  亀田能成 (筑波大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 484(IE2017 116-158)  ページ： 17-22  発行年： 2018年03月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は視覚障害者に対する歩行誘導インタフェースの研究を行っている。我々は以前の研究で,目標経路を直進時と方向転換時に分け,各歩行状況における目標経路に対するずれ指標の算出方法について提案した。本稿では,その指標等を活用し,ステレオ音と振動を提示することで視覚障害者に対して歩行誘導を行うインタフェースを提案する。直進と方向転換のそれぞれにおいて,算出された指標に基づく直進時の進路ずれ修正指示と,方向転換時の回転角度指示を,音で提示する。各状況の切り替わりの自動検出にあたっては,類似画像検索による位置推定とジャイロセンサによる回転角度を用いる方法を使用する。(著者抄録)

シソーラス用語： ステレオ音響 ,  機械振動 ,  *視覚障害者 ,  誘導 ,  ユーザインタフェイス ,  *経路誘導システム ,  誤差 ,  カメラ ,  携帯端末 ,  *GUI【計算機】 ,  方向 ,  画像処理 ,  ターゲット
準シソーラス用語： USBカメラ ,  移動方向 ,  骨伝導

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (13件)：

• 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部, “平成23年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)結果”, 2013.
• 亀田能成, 釜坂一歩, 一刈良介, 蔵田武志, 石川准, “視覚障害者の移動を支援する位置提示の実証実験”, HCGシンポジウム2016, pp.343-346, 2016.
• 有限会社エクストラ, “トレッカーブリーズ”, 2012, http://www.extra.co.jp/breeze/
• 後藤浩一, 松原広, 深澤紀子, 水上直樹, “駅環境における携帯端末を用いた視覚障害者向け情報提供システム”, 情報処理学会論文誌, vol.44, no.22, pp.3256-3268, 2003.
• A. Fiannaca, I. Apostolopoulous, and E. Folmer, “Headlock: a wearable navigation aid that helps blind cane users traverse large open spaces.” Proceedings of the 16th international ACM SIGACCESS conference on Computers & accessibility, pp.19-26, 2014.

タイトルに関連する用語 (4件)： ステレオ ,  視覚障害者 ,  誘導 ,  インタフェース