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J-GLOBAL ID:201802227728527980   整理番号:18A0016327

in vitro単離ジミナゼンアセチュラート耐性Babesia gibsoniにおける細胞内ジミナゼンアセチュレート含量とアデノシン取込【Powered by NICT】

Intracellular diminazene aceturate content and adenosine incorporation in diminazene aceturate-resistant Babesia gibsoni isolate in vitro
著者 (9件):
資料名:
巻: 183  ページ: 92-98  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0390A  ISSN: 0014-4894  CODEN: EXPAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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DA耐性B.gibsoni分離菌は以前にin vitroで開発したにもかかわらず,バベシア・ギブソニにおけるジミナゼンアセチュラート(DA)耐性の発生の機構はまだ知られていない。B.gibsoniのDA耐性の機構を明らかにするために,最初に高速液体クロマトグラフィーを用いたDA耐性分離菌における細胞内DA含有量を調べ,野生型におけるそれと比較した。その結果,DA耐性分離菌の細胞内DA含有量は野生型のそれよりも有意に低く,減少したDA含量はDA耐性に寄与する可能性があることを示唆した。さらに,DA耐性分離菌のグルコース消費は野生型のそれよりも有意に高かった,多量のグルコースはDA耐性を維持するために利用されていることを示した。は大量のエネルギーはDA耐性の機構を維持するために利用されている可能性がある。DAの構造はアデノシンのそれと類似しているので,DAはTrypanosoma brucei bruceiにおけるP2輸送体,アデノシンの取込に寄与する,によって取り込まれる可能性があり,アデノシンの取込はDA耐性T.brucei bruceiで減少することを報告した。本研究では,DA耐性B.gibsoni分離菌におけるアデノシン取込は野生型よりも高かった。さらに,野生型におけるアデノシン取込はDAの存在によって阻害されなかった。これらの結果は,B.gibsoniのアデノシン輸送はDAの影響を受けず,DA耐性を媒介しない場合があることを示唆した。B.gibsoniのDA耐性の発達のメカニズムを明らかにするために,今後のDA耐性分離菌における減少したDA含有量の原因を調べるべきである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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有機化合物の各種分析  ,  動物の診療・診療設備  ,  動物用医薬品  ,  動物病一般  ,  動物の伝染病一般 

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