文献

J-GLOBAL ID：201802228005166979   整理番号：18A1777252

散逸粒子動力学によるもつれ高分子シミュレーションのための多点セグメント反発ポテンシャル【JST・京大機械翻訳】

Multipoint segmental repulsive potential for entangled polymer simulations with dissipative particle dynamics

著者 (3件)： Iwaoka Nobuyuki (Department of Creative Engineering, Tsuruoka College, National Institute of Technology, 104 Sawada, Inooka, Tsuruoka, Yamagata 997-8511, Japan) ,  Hagita Katsumi (Department of Applied Physics, National Defense Academy, 1-10-20, Hashirimizu, Yokosuka 239-8686, Japan) ,  Takano Hiroshi (Faculty of Science and Technology, Keio University, 3-14-1 Hiyoshi, Kohoku-ku, Yokohama 223-8522, Japan)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 149  号： 11  ページ： 114901-114901-12  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セグメント反発ポテンシャル(SRP)を用いて散逸粒子動力学(DPD)によりもつれ高分子をシミュレートするモデルを開発した。各結合上の単一点相互作用を定義する以前のSRPモデルとは対照的に,提案したSRPモデルは結合上に動的に調整可能な多点を適用する。以前のSRPモデルは,単一SRPの導入が大きい排除体積を誘起するので,G根とWarrenの元のDPDモデル[R.D.GrotとP.B.Warren,J.Chem.Phys.107,4423(1997)]の平衡特性を再現できなかったが,提案した多点SRP(MP-SRP)は円筒有効排除結合体積を導入した。MP-SRPモデルは元のDPD高分子と類似の平衡特性を示すことを実証した。MP-SRPモデルパラメータは,トポロジーの破れ,熱力学的性質,および高分子内部構造の数を監視することによって決定される。異なる結合長分布を持つ二つの典型的DPD高分子を調べた。それらのうちの1つは,SIRKらによる修正SRPモデル[J.Chem.Phys.136,134903(2012)]で使用されたが,他は元のDPDモデルで使用された。両重合体に対して,提案したMP-SRPモデルは,融液中の鎖の最も遅い緩和時間とせん断緩和係数を計算することにより,高分子融液のもつれ挙動を自然に捉えることを実証した。結果は,提案したMP-SRPモデルが種々のDPD高分子に適用できることを示した。Copyright 2018 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 位相幾何学 ,  緩和時間 ,  剪断 ,  相互作用 ,  円筒 ,  核間距離 ,  融解高分子 ,  *高分子 ,  緩和現象 ,  モデル ,  内部構造
準シソーラス用語： *分子シミュレーション ,  融液 ,  モデルパラメータ ,  *散逸粒子動力学 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 流体動力学一般  (BC02010G) ,  溶液論一般  (CB05010Z) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 散逸粒子動力学 ,  分子シミュレーション ,  セグメント