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J-GLOBAL ID：201802228290134054   整理番号：18A1396949

熱分解ガスクロマトグラフィー質量分析法~品質管理・クレーム解析への応用~

著者 (1件)： 木下健司 (東京都産業技術研究セ)
資料名： 強化プラスチックス  (Reinforced Plastics)
巻： 64  号： 7  ページ： 289-295  発行年： 2018年07月25日 
JST資料番号： G0309A  ISSN： 0452-9685  CODEN： KYPUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・熱分解ガスクロマトグラフィー質量分析法(Py-GC/MS)は元素情報を得られないものの,固体試料などから構造情報を得ることができ,特にプラスチックやゴムなど合成高分子の分析に適した方法。
・Py-GC/MSは,分離能力と定性能力を持ち合わせたガスクロマトグラフィー質量分析法と固体試料をガス化させる熱分解試料導入法を組合わせることで,特に複雑な組成を有する試料には,他の手法に比べて有用な結果が期待でき,長所と短所を考慮したうえで選択することで,品質管理やクレーム解析で材料分析が必要な場面において非常に有用なツール。

シソーラス用語： *熱分解クロマトグラフィー ,  *GC-MS分析 ,  品質管理 ,  クレーム処理 ,  *高分子 ,  充填材料 ,  夾雑物 ,  添加剤
準シソーラス用語： *熱分解GC-MS

分類 (2件)： 化学的性質  (YH02030O) ,  ガスクロマトグラフィー  (CC04013U)

引用文献 (7件)：

• JIS K 6231 ゴム-熱分解ガスクロマトグラフ法による同定 (単一ポリマー及びポリマーブレンド)
• S.C. Moldoveanu, “Analytical Pyrolysis of Synthetic Organic Polymers”, p.282-283 (2005) Elsevier
• 阿部孝ら著 (該当箇所は本著者による), “製品中に含まれる (超) 微量成分・不純物の同定・定量ノウハウ”, p.530-535 (2014) 技術情報協会
• 秋久俊博ら著, “資源天然物化学”, p.114 (2002) 共立出版
• S.C. Moldoveanu, “Analytical Pyrolysis of Natural Organic Polymers”, p.300-306 (1998) Elsevier

タイトルに関連する用語 (6件)： 熱分解ガスクロマトグラフィー ,  質量分析法 ,  品質管理 ,  クレーム ,  解析 ,  応用