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J-GLOBAL ID:201802228421039551   整理番号:18A0124701

カルモジュリン依存性蛋白質キナーゼII(CaMKII)はセリン616でのダイナミン関連蛋白質1(Drp1)のリン酸化を調節することによる放射線誘発ミトコンドリア分裂を仲介する【Powered by NICT】

Calmodulin-dependent protein kinase II (CaMKII) mediates radiation-induced mitochondrial fission by regulating the phosphorylation of dynamin-related protein 1 (Drp1) at serine 616
著者 (6件):
資料名:
巻: 495  号:ページ: 1601-1607  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミトコンドリア動力学は種々のストレスに応答して細胞品質と機能の維持に不可欠であることが示唆された。電離放射線(IR)はミトコンドリア分裂,ミトコンドリア分裂蛋白質,ダイナミン関連蛋白質1(Drp1)により仲介されるを刺激するが,IRは,Drp1活性化とその後のミトコンドリア分裂を促進するかは不明のままである。それ故に著者らは,これらの問題を調べるために本研究を行った。最初に,X線照射はセリン616(S616)ではなくセリン637(S637)でDrp1リン酸化を誘発することを見出した。再構成分析は,野生型(WT)Drp1の導入は放射線誘発ミトコンドリア分裂,Drp1欠損細胞には存在しない,を回復することを明らかにした。WTまたはS637A Drp1をトランスフェクトした細胞と比較して,後のミトコンドリア形状照射の変化はS616A Drp1トランスフェクト細胞における緩和された。さらに,CaMKIIの阻害は,IRにより誘導されるDrp1S616りん酸化とミトコンドリア分裂を有意に抑制した。これらの結果は,S637ではなく,S616でDrp1リン酸化は放射線誘起ミトコンドリア分裂に対して必要条件であることをとCaMKIIはS616照射後でDrp1リン酸化を調節することを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  細胞構成体の機能 
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