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J-GLOBAL ID:201802228560926446   整理番号:18A0722276

カフェー酸フェンエチルエステルはPI3キナーゼ依存性経路を介してストレプトゾトシン誘発記憶消失を救済する【JST・京大機械翻訳】

Caffeic acid phenethyl ester rescued streptozotocin-induced memory loss through PI3-kinase dependent pathway
著者 (3件):
資料名:
巻: 101  ページ: 162-173  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,Alzheimer病のモデルとしてストレプトゾトシン投与後のラットにおける認知障害に対するカフェイン酸フェネチルエステル(CAPE)の記憶増強能におけるPI3-キナーゼシグナリングの役割を解明するために行った。モリス水迷路と高いプラス迷路パラダイムは,1日目と3日目にストレプトゾトシン(3mg/kg)を両側(STZ-ICV)で注射した成体Wistarラット(180~200g)における記憶の著しい損失を示した。CAPE(6mg/kg,i.p.,28日)の腹腔内投与は,ラットにおけるSTZ-ICV誘発記憶損失を減弱した。PI3-キナーゼ阻害剤(ウォルトマンニン,5μg/ラット,ICV)又はNOS遮断薬(L-NAME,20mg/kg,i.p.,28日)による治療はSTZ処置ラットにおけるCAPEの記憶回復機能を妨害した。酸化ストレス(TBARS,GSH,SOD,CAT)の生化学的分析マーカーにおいて,亜硝酸塩,AChE,TNF-α,eNOSおよびNFκBを,28日目にラットの脳で測定した。興味深いことに,L-アルギニン(100mg/kg,i.p.,28日)群は記憶機能の中等度(p>0.05)低下を示した。脳酸化ストレス,TNF-α,AChE活性およびNFκBレベルは上昇し,eNOSレベルはSTZ-ICV処理により低下した。CAPEの投与は,ラット脳における酸化ストレス,AChE,亜硝酸塩およびTNF-αレベルを低下させた。STZ処置ラットにおいて,eNOSレベルは強化され,NFκBレベルはCAPEによって減少した。ウォルトマンニン注射は脳酸化ストレス,AChE活性及びTNF-αレベルを上昇させ,亜硝酸,eNOS及びNFκBレベルを低下させた。脳酸化ストレスパラメータ,AChE活性,TNF-α,eNOSおよびNFκBレベルの上昇,および脳亜硝酸塩含有量の低下がL-NAME処理群で観察された。L-アルギニン投与は酸化ストレスパラメータに対して中程度の効果(p>0.05)を示した。脳亜硝酸塩含量は,eNOS,NFκBレベルおよびAChE活性がL-アルギニン処理により低下したが,増強された。PI3-キナーゼ仲介一酸化窒素促進はSTZ-ICV処理ラットにおけるCAPE作用の必須の特徴であると結論した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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