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J-GLOBAL ID：201802228620419746   整理番号：18A0922446

トマトにおける液胞K/H交換強化の多面的効果【JST・京大機械翻訳】

Pleiotropic effects of enhancing vacuolar K/H exchange in tomato

著者 (3件)： De Luca Anna (Department of Plant Biotechnology, IRNAS-CSIC, Reina Mercedes 10, Seville, 41012, Spain) ,  Pardo Jose M. (Institute of Plant Biochemistry and Photosynthesis, IBVF-CSIC, Americo Vespucio 49, Seville, 41092, Spain) ,  Leidi Eduardo O. (Department of Plant Biotechnology, IRNAS-CSIC, Reina Mercedes 10, Seville, 41012, Spain)
資料名： Physiologia Plantarum  (Physiologia Plantarum)
巻： 163  号： 1  ページ： 88-102  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0602A  ISSN： 0031-9317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NHXファミリーのカチオン輸送体は,ナトリウム(Na)を駆動する能力により塩耐性の決定因子として広く見なされており,それを液胞に隔離する。しかしながら,最近の研究はNHX輸送体が主に液胞カリウム(K)貯蔵に関与することを示している。トマトにおけるK/H対向輸送体AtNHX1の過剰発現は,K蓄積を液胞に増加させ,K欠乏に対する植物感受性を増加させる。ここでは,K欠乏の初期葉症状の出現がポリアミンのより高い濃度と関連することを示した。トランスジェニック根は,遊離アミノ酸プール,全糖および有機酸の組成の変化により,シュートよりK欠乏に対する感受性が高かった。アミド(グルタミン),アミノ酸(アルギニン)および糖の濃度は,リンゴ酸およびコハク酸塩濃度の減少と共に,根において有意に増加した。ピルビン酸の濃度とピルビン酸キナーゼの活性は,K除去前のトランスジェニック根においてより大きかったが,両パラメータはK欠乏により抑制され,野生型レベルに近づいた。長期間において,NHX1対向輸送体の過剰発現は,根成長とバイオマス分配(シュート/根比率)に影響した。より大きいエチレン放出は,トランスジェニック系統においてより長い茎節間および葉カーリングを生み出した。著者らのデータは,液胞におけるNHX対向輸送体によるKの増強された隔離が,細胞Kホメオスタシスを変化させ,予想されるよりも深い生理学的結果を有することを示している。初期の代謝変化は,最終的に栄養利用効率の損失をもたらす顕著な形態学的および生理学的調整につながる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： カチオン ,  *液胞 ,  耐塩性 ,  *トマト ,  野生型 ,  ホメオスタシス ,  代謝 ,  有機酸 ,  感受性 ,  ポリアミン ,  生理学 ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ケト酸
準シソーラス用語： 過剰発現 ,  対向輸送体 ,  輸送体 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  光合成  (EB10020I)

物質索引 (1件)： ピルビン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： トマト ,  液胞 ,  強化 ,  多面的効果