抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・ICT分野で最大の市場を創造すると予測されるIoTを中心に5Gを含めたICTの動向と特徴および人材育成のひずみを解説。
・サーバおよびその分散処理ソフトウェア,クラウドコンピューティング等多くの基盤技術から構成されるIoT。
・IoTの応用は,ビジネス,個人,パブリックの各局面を含め,大規模から細かなレベルまで極めて多岐。
・生産性の向上,作業工程等の自動化,システムの高度化,コスト削減,サービスの品質向上・最適化など,IoTの効果は多大で一部で実用化。
・無線LAN(Wi-Fi),Bluetooth,モバイル通信(3G,LTEなど)に加え,LPWAの出現で2017年より急速にIoTの実用化が進展。
・2020年の東京オリンピックに向けた5G(IMT-2020)(4K・8Kの高品質映像放送)実現への期待。
・5Gに加えられる新たなサービス(超高信頼低遅延通信:URLLC,と大量マシンタイム通信:mMTC)。
・5Gによるシステム内外インタフェイスの多様化,複雑化,高速化に伴うICTシステムの大規模化。
・ICTの課題は,ICT分野の技術革新のスピードの速さが要素技術の飽和も加速させ,これがシステム統合化技術の重要性増大を生む要因。
・急成長するICT分野のスピードの速さに大学の人材育成が追いつかず,陳腐化する技術教育の縮小・廃止の遅れ,新技術を指導できる教員の絶対的不足,カリキュラムの改定・刷新遅れなどの問題発生。