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J-GLOBAL ID：201802229048709668   整理番号：18A1707918

超高速移動環境におけるビームフォーミング屋外伝送実験-28GHz帯Massive MIMOによる下り伝送特性-

Outdoor Trial of Beamforming in Ultra-Highly Mobile Environment-Downlink Massive MIMO Performance at 28GHz-

著者 (5件)： 村岡一志 (NTTドコモ) ,  高橋雄太 (NTTドコモ) ,  増野淳 (NTTドコモ) ,  須山聡 (NTTドコモ) ,  奥村幸彦 (NTTドコモ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 125(RCS2018 80-130)(Web)  ページ： 149-154 (WEB ONLY)  発行年： 2018年07月04日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 第5世代移動通信システム(5G)では,数百MHz級の超広帯域が利用できる可能性のある28GHz帯が有力な候補バンドとして期待されており,世界各所でフィールドトライアルが実施されている。高周波数帯を用いて広いエリアを形成するためには,高周波数帯の伝搬損失を補償する超多素子アンテナによるビームフォーミングが必須である。また,移動するユーザに対しては,ユーザ位置に応じて適切なビーム方向へ切り替えるビーム追従が必要となる。これまで筆者らは,ビーム追従機能を実装した28GHz帯5G伝送装置を用いて時速150kmの高速移動環境における屋外伝送実験を実施してきた。これに対して,新幹線相当の環境における5G伝送性能を確認するため,最大時速300kmの超高速移動車両を用いた屋外伝送実験を実施した。本報告では,超高速移動環境における屋外伝送実験で得られた下り伝送特性を明らかにする。(著者抄録)

シソーラス用語： *移動通信 ,  *MIMOシステム ,  *ビーム成形 ,  *追従制御 ,  実験 ,  *通信測定 ,  周波数帯 ,  リンク ,  誤り率 ,  *スループット ,  速度 ,  速度依存性
準シソーラス用語： Kaバンド ,  Massive MIMO ,  ブロック誤り率 ,  移動速度 ,  屋外実験 ,  下り回線 ,  第5世代移動通信

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  通信測定一般  (ND03000R)

引用文献 (10件)：

• 奥村幸彦,須山聡,増野淳,“5G総合実証試験におけるNTTドコモの取り組み,” 信学総大BP-1-1,2018年3月.
• 中川一郎,一瀬正則,須山聡,奥村幸彦,“5G総合実証試験におけるNTTコミュニケーションズの取り組み,” 信学総大BP-1-1, 2018年3月.
• 増野淳, 佐藤圭, 須山聡, 井上祐樹, 奥村幸彦, “5G実現に向けた28GHz帯超広帯域Massive MIMO屋外伝送実験-富士スピードウェイにおける高速走行実験-,”信学技報, vol.116, no.479, RCS2016-306, pp.103-108,2017年3月.
• J. Mashino , K. Satoh , S. Suyama , Y. Inoue, Y. Okuyama, “5G Experimental trial of 28 GHz band super wideband transmission using beam tracking in super high mobility environment,” IEEE VTC-Spring, June 2017.
• NTT DOCOMO Press Release, “DOCOMO Achieves World's First 5G Wireless Data Transmission in Ultrahigh-mobility Environment Exceeding 300 km/h,” May 2018.

タイトルに関連する用語 (7件)： 高速移動 ,  環境 ,  ビームフォーミング ,  屋外 ,  伝送実験 ,  MIMO ,  伝送特性