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J-GLOBAL ID：201802229648907282   整理番号：18A1373094

特殊用途タービン ロケットエンジン用ターボポンプタービンの概要と技術動向

著者 (2件)： 川崎聡 (宇宙航空研究開発機構) ,  島垣満 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 日本ガスタービン学会誌  (Journal of the Gas Turbine Society of Japan)
巻： 46  号： 4  ページ： 292-297  発行年： 2018年07月20日 
JST資料番号： X0134A  ISSN： 0387-4168  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・宇宙ビジネスの競争激化によりロケットの低コスト化が強く求められていが,本稿では,ロケットエンジン用タービンの基本的な特徴,概要,技術動向について解説。
・ロケットタービンの運転環境はエンジンサイクルによって大きな影響を受け,代表的なエンジンサイクルは,タービン駆動ガスの発生方式とタービン駆動ガスの処理方式の組合せで説明することが可能。
・ロケット用タービンの代表的な技術として,高温駆動ガスに対する技術,軸のふれまわり振動に対する技術,超音速タービン,部分挿入式タービンについて解説。
・ロケット用タービンの技術瞳孔として,高速ターボファン用タービン,アディティブマニュファクチャリング(付加製造)技術などを紹介。

シソーラス用語： *ロケットエンジン ,  ターボ形ポンプ ,  ターボファン ,  *タービン ,  指針 ,  設計 ,  タービン効率 ,  速度比 ,  燃焼ガス ,  超音速燃焼 ,  熱力学サイクル ,  ガスタービン ,  振動 ,  対策 ,  回転数 ,  3Dプリンタ ,  ふれまわり
準シソーラス用語： ターボポンプ ,  ターボファンエンジン ,  *技術動向 ,  エンジンサイクル ,  設計指針 ,  閉サイクル ,  振動対策

分類 (1件)： ロケットエンジン  (PB02050J)

引用文献 (19件)：

• 奈良登喜雄,恩河忠興,新津真行,瀧田純也,佐藤晃浩,根来延樹,H3ロケットの開発-世界で戦えるロケットを目指して-,三菱重工技報,Vol.54,No.4(2017),pp.30-37.
• Ragab, M. M., Cheatwood, F. M., Hughes, S. J. and Lowry, A., Launch Vehicle Recovery and Reuse, Proceedings of AIAA SPACE 2015 Conference and Exposition, AIAA SPACE Forum, AIAA 2015-4490 (2015).
• 望月一憲,坪井正徳,辻岡光俊,金子敬郎,尾場瀬公人,坂本登,再使用型ロケット開発に向けた技術実証,三菱重工技報,Vol.54,No.4(2017),pp.38-47.
• 内海政春,川崎聡,島垣満,ロケットエンジン用ターボポンプのタービン技術,日本ガスタービン学会誌,Vol.42,No.6(2014),pp.529-534.
• Douglass, H. W., Turbopump System for Liquid Rocket Engines, NASA SP-8107 (1974).

タイトルに関連する用語 (6件)： 用途 ,  タービン ,  ロケットエンジン ,  ターボポンプ ,  概要 ,  技術動向