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J-GLOBAL ID:201802229668945908   整理番号:18A2062083

亜熱帯における地下ダム石灰岩帯水層の水化学的挙動【JST・京大機械翻訳】

Hydrochemical behaviour of an underground dammed limestone aquifer in the subtropics
著者 (7件):
資料名:
巻: 32  号: 23  ページ: 3529-3546  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0474A  ISSN: 0885-6087  CODEN: HYPRE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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限られた表面水資源を有する島地域において,新しい地下水資源の保全は,農業活動において使用される水供給と灌漑システムの保全にとって重要である。亜熱帯島における灌漑に用いられる石灰岩帯水層において,帯水層の溶解挙動の進展と帯水層のCO2貯蔵と化学的風化の影響は,持続可能な地下水利用を確実にするために理解されなければならない。本研究では,沖縄島の南端に位置する2005年に建設された2.3km長の地下人工ダムにより含まれる,ゆっくりと流れる地下水の滞留時間を用いて,琉球石灰岩帯水層の水化学的挙動を調べた。地下水年代測定と水平流速測定は地下ダム地域で地下水水平流が遅いが,方解石の飽和指数(SI)は石灰岩の大部分が過飽和条件で存在することを示す。石膏に対するSIの範囲は亜飽和を示し,SIは地下水滞留時間とともに増加し,CaSO_4の溶解が通常のイオン効果を通してゆっくり進行する傾向があることを示唆した。しかしながら,CaCO_3の溶解は20年の滞留時間内で懸濁液中にある傾向がある。この地域における琉球石灰岩帯水層におけるCaの見かけの溶解速度は,石灰岩溶解の初期段階の値よりはるかに低い値である約2.70~4.06nmol cm-2年~-1であると推定された。推定地下水CO2(ガス)濃度は大気CO2(約0.04%)に比べて2桁高く(約0.3~7%),地下水pHは過去約20年間に7.4から6.9に減少する傾向を示し,CO2の水和反応が琉球石灰岩帯水層で起こることを示した。これらの知見は,亜熱帯域で生成された高いCO2が石灰岩溶解中のCO2生成より遅く消費され,化学的風化過程の初期段階を排除し,地下ダム石灰岩帯水層における地下水酸性化を引き起こすことを意味する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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地下水学  ,  水質汚濁一般  ,  地下水流  ,  水資源 

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