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J-GLOBAL ID：201802230001699102   整理番号：18A1042612

スーパーキャパシタにおける結合剤を含まない炭素電極としての共役高分子ベース炭素質膜【JST・京大機械翻訳】

Conjugated polymer-based carbonaceous films as binder-free carbon electrodes in supercapacitors

著者 (5件)： Matsushita Satoshi (Polymer Electrolyte Fuel Cell Group, Global Research Center for Environmental and Energy Based on Nanomaterials Science (GREEN), National Institute for Materials Science (NIMS), 1-1 Namiki, Tsukuba, Ibaraki 305-0044, Japan. [e-mail]) ,  Yan Bairu ,  Matsui Takanori ,  Kim Je-Deok ,  Akagi Kazuo
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 35  ページ： 19512-19523  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン(PEDOT)とポリアセチレン(PA)膜を前駆体として用いて,モルホロジー保持炭化プロセスによる炭素質膜電極の容易な調製法を示した。600~1100°Cの温度範囲でアクセプタをドープした共役高分子膜上で炭化を行った。得られた炭素質膜は,元の共役高分子膜と類似の表面形態を有していた。電気化学的に合成されたPEDOT膜と化学的に合成されたPA膜から調製された炭素質膜は,それぞれ粒状およびフィブリル形態から成る階層的な多孔質構造を示した。1100°Cで炭化したPEDOT及びPA膜は,それぞれ2.1×10~0Scm-1及び9.9×10~1Scm-1の平均電気伝導率を示した。炭素質膜は,スーパーキャパシタにおけるバインダーのない炭素電極として使用でき,1000~1100°Cの範囲で調製したPEDOTベースの炭素質膜は,サイクリックボルタンメトリーおよび定電流充放電曲線から決定した中性およびアルカリ性水溶液中の電気化学容量に基づいて最も効率的な性能を示した。このアプローチは,結合剤/添加剤を必要とせず,炭素材料の容量増強のための更なる活性化プロセスや追加処理を必要とせず,エネルギー貯蔵デバイス用炭素電極としての一段階製造と直接使用を可能にする。これは,スーパーキャパシタにおける炭素電極として使用されるPEDOTおよびPAベースの炭素質膜の最初の報告である。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ポリエチレンジオキシチオフェン ,  炭化 ,  モルフォロジー ,  前駆体 ,  電流 ,  炭素材 ,  高分子膜 ,  *炭素電極 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  形態 ,  粘結剤 ,  ドーピング ,  *共役 ,  電気化学
準シソーラス用語： *スーパーキャパシタ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (5件)： スーパーキャパシタ ,  結合剤 ,  炭素電極 ,  共役高分子 ,  炭素質