輻輳回避に用いるフローレベルルーティングにおけるノード負荷削減方式

宇田川雄貴; 水野修

文献

J-GLOBAL ID：201802230030231089 整理番号：18A0704150

輻輳回避に用いるフローレベルルーティングにおけるノード負荷削減方式

Load Reducing Method in the Flow-Level Routing Against for Network Congestion

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資料名：
巻： 117 号： 460(IN2017 89-144) ページ： 255-260 発行年： 2018年02月22日
JST資料番号： S0532B ISSN： 0913-5685 資料種別：会議録 (C)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

ISP(Internet Service Provider)をはじめとする企業,大学などのネソトワークではルーティングプロトコルとしてOSPF(Open Shortest Path First)やRIP(Routing Information Protocol)が用いられている。しかし,これらのルーティングプロトコルは混雑の発生を検知する機能がない。そのため,ルータは混雑している経路に対してさらにトラヒックを流し続けることで輻輳が発生し,スループットや遅延時間などのサービスの品質が低下することが考えられる。そこでスループットを向上させることを目的とし,物理帯域とリンクの空き帯域である可用帯域をメトリックとして2つの経路を作成し,各フローに経路を割り当てる手法(Flow-Level Routing)を提案した。また,フローが要求する品質を担保するための拡張機能を提案した。しかし,この手法とその拡張機能では,ルータの数や端末の数が増加すると可用帯域の情報を含んだ広告,経路計算,フローの管理による負荷が増加してしまう。本研究では,スループットの向上の効果を維持しつつ,広告,経路計算,フロー管理による負荷を削減する方式を提案する。(著者抄録)

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計算機網

引用文献 (17件)：

J. Moy, OSPF version 2, RFC2328, 1988.
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