抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】維持血液透析患者における微小炎症反応と栄養状態に及ぼす高流束血液透析の影響を研究する。【方法】2015年5月から2017年1月までの間に治療を受けた80人の維持血液透析患者を研究対象として選択した。乱数表法により、2群に分け、各群40例、研究群は高流束血液透析を与え、ルーチン群は低流束血液透析を与え、2群患者の炎症性因子レベルと栄養指標変化状況を比較した。【結果】治療前の2つの群における高感度C反応性蛋白質(hs-CRP),腫瘍壊死因子α(TNF-α)およびインターロイキン6(IL-6)に有意差は認められなかった(P>0.05)。治療後のhs-CRP、TNF-α、IL-6のレベルは治療前より明らかに低下し(P<0.01)、しかも研究群はいずれも通常群より明らかに低かった(P<0.01)。治療前の2群のボディマスインデックス(BMI)、アルブミン(ALB)、血清総蛋白(TP)には有意差が認められなかった(P>0.05)。治療後の2群のBMI、ALB、TP指標のレベルは治療前より明らかに増加し(P<0.01)、しかも研究群はいずれも通常群より明らかに高かった(P<0.01)。結論:高流束血液透析は維持性血液透析患者の微小炎性反応と栄養状態の改善効果が良好であり、臨床応用と普及に値する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】