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J-GLOBAL ID：201802230216920367   整理番号：18A2143162

SM490材のアーク溶接部における溶接後熱処理による高じん化

著者 (1件)： 水口隆 (愛媛大)
資料名： 溶接技術  (日本溶接協会誌)
巻： 66  号： 12  ページ： 102-103  発行年： 2018年12月01日 
JST資料番号： G0237A  ISSN： 0387-0197  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・鋼構造物の大型化に伴い鋼材および溶接部の強靭化が要求されており,本稿では,靭性に優れた溶接用高張力鋼の開発について紹介。
・溶接構造用高張力鋼板のSM490Aをアーク溶接し,「溶接まま材」,900°C,30min,炉冷で熱処理した「炉冷材」,さらに400°C,1hで焼戻し処理した「焼戻し材」の微細組織およびシャルピー衝撃試験による靭性評価を実施。
・靭性は,「溶接まま材」,「炉冷材」,「焼戻し材」の順番で大きくなり,溶接後熱処理を利用して溶接部の転位密度とセメント粒子径を制御することにより強靭化が可能なことを提示。

シソーラス用語： 溶接構造 ,  構造用鋼 ,  高張力鋼 ,  低炭素鋼 ,  アーク溶接 ,  *溶接部 ,  焼なまし ,  金属組織 ,  セメンタイト ,  *靱性 ,  相変態 ,  焼戻
準シソーラス用語： 鋼構造物 ,  *高張力鋼板 ,  SM490 ,  *溶接後熱処理 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  オーステナイト化 ,  吸収エネルギー

分類 (3件)： 溶接部  (WC07100I) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： SM490 ,  アーク ,  溶接部 ,  溶接後熱処理