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J-GLOBAL ID：201802230226100644   整理番号：18A0427519

分散剤/乳化剤/共単量体としての適切に設計された配位子をもつ重合体マトリックス中のナノ粒子の分散【Powered by NICT】

Dispersion of nanoparticles in polymer matrices with well-designed ligands as dispersant/emulsifier/comonomer

著者 (3件)： Ding Yong (Tianjin Key Laboratory of Composite and Functional Materials, School of Materials Science and Engineering, Tianjin University, Tianjin 300072, PR China) ,  Chen Yu (Tianjin Key Laboratory of Composite and Functional Materials, School of Materials Science and Engineering, Tianjin University, Tianjin 300072, PR China) ,  Zheng Junping (Tianjin Key Laboratory of Composite and Functional Materials, School of Materials Science and Engineering, Tianjin University, Tianjin 300072, PR China)
資料名： Composites Science and Technology  (Composites Science and Technology)
巻： 156  ページ： 215-222  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0433A  ISSN： 0266-3538  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重合体中の分散ナノ粒子は,高分子-マトリックス複合材の開発のための重要な要件である。本研究では,カチオン性配位子とアニオン配位子は,ナノ複合材料調製の異なる段階における分散剤,乳化剤及び共単量体として機能するように設計した。市販BaTiO_3,TiO_2,AgおよびAl_2O_3ナノ粒子を導入して,設計された陽イオン性/陰イオン性配位子によるポリスチレン(PS)とポリメタクリル酸メチル(PMMA)マトリックス中に均一に分散させた。分散剤として,ナノ粒子凝集体のサイズは千nmの陽イオン性/陰イオン性配位子による数十ナノメートルから減少した。配位子は,高分子ナノ複合材料を調製するための乳化剤として機能した。乳化重合の終わりに,配位子は高分子マトリックスと共重合させた。この段階では,高分子マトリックス中のナノ粒子のサイズは数ナノメートルにまで低下した。ホットプレス後,ナノ粒子は重合体マトリックス中の安定な分散状態を維持した。P(MMA Co VDAC)/BaTiO_3の引張強さは,PMMAと比較して77%増加した。P(St Co MAMS)/Al_2O_3の熱分解温度はPSと比べて24°Cまで改善された。多様化高分子マトリックス中の化学的に異なるナノ粒子の大きな品種を用いた高分子ナノ複合材料を調製するための示された容易で効率的なアプローチ。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  カチオン ,  乳化重合 ,  引張強さ ,  高分子 ,  ポリスチレン ,  ポリメタクリル酸メチル ,  複合材料 ,  *分散剤 ,  ナノ複合材料 ,  凝集体 ,  *乳化剤
準シソーラス用語： 熱分解温度 ,  ポリマナノ複合材料 ,  *高分子マトリックス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ポリマーマトリックス複合材料 ,  ナノ粒子 ,  機械的性質 ,  熱的性質 ,  透過型電子顕微鏡観察

分類 (2件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  機械的性質  (YH02022L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 分散剤 ,  乳化剤 ,  共単量体 ,  設計 ,  配位子 ,  重合体マトリックス ,  ナノ粒子