抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・近年,ウシの受精卵移植に多く使用されているカテーテル式の深部注入器では,長いカテーテル内を受精卵と媒液が通過して排出されるため,受精卵と媒液が充填された状態で,移植するまでの間保温することが必要,本研究では,これまで未検討の低温下での最適保温方法について検討。
・試験区としては,1)注入器へ充填時の室温(23°C,5°C),2)液層の移動(シリンジ装着時のまま,先端から4cmまで移動),3)保温時の室温(5°C,-20°C),4)注入器の保温位置(先端~中間部,シリンジ~中間部)を組み合わせた16区を設定。
・試験結果ら,注入器に受精卵を充填するときと保温するときの室温あるいは環境温度の差を小さくし,液層を先端から4cmの位置まで移動させた状態で,注入器の先端~中間部付近を保温することが最適な保温方法と考察。