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J-GLOBAL ID:201802231184777208   整理番号:18A1912494

富山湾沿岸におけるうねり性波浪の長周期ビート現象

著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 184-187 (WEB ONLY)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0881A  ISSN: 2188-4412  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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富山湾沿岸では,約10年周期で災害対策本部を設置して対応する様な波浪災害が発生している。そして,伏木富山港においても,2004年10月に帆船海王丸(2556屯)が走錨・座礁し,2017年10月には貨物船REAL(1798屯)が漂流・座礁し,同じ日に富山高等専門学校の実習艇さざなみ(15屯)も破損した。港内に錨泊中,または係留中の船舶のこの様な事故の原因は,沿岸浅瀬域で生じた長周期波(固有振動)や長周期波の影響でうねり性波浪が長周期波と同じ周期でビートしうねり性波浪の波高が大きく増大することが原因であると考えられる。そこで,2017年12月~2018年3月に伏木富山港内の海老江沖に設置した波浪計のデータ等を用いて,伏木富山港内における長周期波やそれによるうねり性波浪のビート現象について調べた。その結果,次のことが分かった。(1)海老江沖には,うねり性波浪侵入時に周期1.1分,1.5分,13.1分,26.8分等の長周期波(固有振動)が存在しており,これらの長周期波によりうねり性波浪が数分周期,約27分周期等でビートしていることを確認した。(2)富山新港内では,うねり性波浪侵入時に数分周期,約27分周期等の長周期波(固有振動)が存在する。そして,港の最奥部であるにも係らず,うねり性波浪がこれらの周期でビートすることにより,その波の波高は港外の波の有義波高の30%程度になることが確認された。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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波浪,潮流 

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