抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,制御システムにて生産プロセスの効率化・自動化を図る目的で情報系システムと通信接続し,データのやりとりを行う運用が増えつつある。その一方でStuxnetによる発電所への攻撃等が起こり,制御システムのセキュリティ対策が喫緊の課題となり,制御機器の開発においても最初からセキュリティを考慮した設計を求める動きが生まれている。本研究では設計手順の効率化・属人性の排除を目指し,国立研究開発法人産業技術総合研究所と連携して継続研究を行っている。本論文では,複数フェーズからなるセキュリティ設計におけるリスク評価のフェーズに焦点を当て,既存の脆弱性評価システムを応用し,制御機器・システムに最適なリスク評価の定量化手法についての検討結果について,データロガーをキー要素とする制御システムのケーススタディを交えつつ報告する。(著者抄録)