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J-GLOBAL ID:201802231533373063   整理番号:18A1341801

日本のスギ(Cryptomeria japonica)林における大雪被害に起因する森林被害の発見のためのドローンによる観察の可能性に関する研究

Investigation of the potential of drone observations for detection of forest disturbance caused by heavy snow damage in a Japanese cedar (Cryptomeria japonica) forest
著者 (5件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 123-127(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: X0731A  ISSN: 0021-8588  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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大雪による森林被害は,生態系の機能と生態系サービスの供給に深刻な影響を及ぼす。広域にわたるこの被害の空間的な分布を評価するために,リモートセンシングに基づく柔軟で安価,かつ一般化が可能な方法の開発が必要である。本研究では,日本の山岳地帯で典型的な景観であるスギ(Cryptomeria japonica)林において大雪によって引き起こされた被害を発見するための,無人ドローンの能力について調べた。著者らは,多くの樹木が2014年12月中旬における湿って重い雪によって被害を受けた研究用区画において,2016年10月の後半にドローンを用いて空中写真を撮影した。森林の被害率は,ドローンの空中写真から得た運動(SfM)点雲からの構造の視覚的な検討によって推定した。健康な樹木は90~96%であったが,多くは傾いた樹木と樹幹が壊れた樹木であって,無傷な樹冠は健康な樹木として誤認された。SfM点雲から得た森林被害率の推定値(33%)は,樹木の調査で得た実際の森林被害率(35%)と良く一致した。従って,この手法はその精度を上げるためにはさらに多くの箇所における観察が必要であるが,日本のスギ林における狭くて斑状の被害の発見に使用できる可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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森林保育  ,  自然災害 
引用文献 (13件):
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