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J-GLOBAL ID:201802231572580524   整理番号:18A0851013

クルクミンは高コレステロール血症患者における植物ステロールのコレステロール低下効果を増強する 無作為化対照試験【JST・京大機械翻訳】

Curcumin potentiates cholesterol-lowering effects of phytosterols in hypercholesterolaemic individuals. A randomised controlled trial
著者 (4件):
資料名:
巻: 82  ページ: 22-35  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0230B  ISSN: 0026-0495  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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食事性植物ステロール(PS)は良く知られた低コレステロール血症薬である。クルクミンは,前臨床研究において低脂質血症および抗炎症効果を誘発するが,ヒトにおける一貫した所見は欠如している。同時PSおよびクルクミン補給は,心臓保護を最適化するために,高い低コレステロール血症および抗炎症効果を示す可能性がある。本試験の目的は,高コレステロール血症患者における血液脂質(一次転帰)に及ぼすクルクミンの有無にかかわらず,PSによる食事介入の効果を調査することであった。高コレステロール血症患者において二重盲検,無作為化,プラセボ対照,2×2因子試験を行った。参加者はプラセボ(PL,植物ステロールまたはクルクミン),植物ステロール(PS,2g/d),クルクミン(CC,200mg/d)またはPSとクルクミン(PS-CC,2g/d-200mg/d)の組み合わせを4週間受けた。主要な結果は,空腹時総コレステロール(TC),LDL-コレステロール,HDL-コレステロール,トリグリセリド(TG),TC-HDL-C比(TC:HDL-C)を含んだ。二次結果は,人体測定と空腹時血糖濃度を含んだ。6.57±0.13mmol/Lの平均(±SEM)空腹時TC濃度を有する70人の参加者が研究を完了した(PL,n=18;PS,n=17;CC,n=18;PS-CC,n=17)。PSおよびPS-CC補給は,TC,LDL-コレステロールおよびTC:HDL-C後介入を有意に低下させた(p<0.05)。PS群におけるベースラインからの減少は,TCおよびLDL-コレステロールに対してそれぞれ4.8%および8.1%であった(p<0.05)。CCはTCとLDL-Cにおいてそれぞれ有意な減少(2.3%と2.6%)を示したが,PS-CCは処理単独よりもTC(11.0%)とLDL-コレステロール(14.4%)のより大きな減少をもたらした(p<0.0001)。PS-CC処理における減少は,CC(p<0.05)またはPL(p<0.01)単独に対するそれらと比較して有意に大きかった。血漿HDL-コレステロールとTG濃度は,すべての群で変化しなかった。副作用はなかった。植物ステロール療法へのクルクミンの添加は,植物ステロール療法単独よりも大きい相補的コレステロール低下効果を提供する。これらの知見の意味には,高コレステロール血症患者における脂質低下とコンプライアンスの増強のための活性成分を含む単一機能性食品の開発が含まれる。ANZCTR識別子:1261500095650。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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脂質の代謝と栄養  ,  代謝異常・栄養性疾患の治療 
物質索引 (1件):
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