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J-GLOBAL ID：201802231617758828   整理番号：18A2058323

高屈折率材料の作製と複屈折の低減 透明高分子材料の光弾性係数の低減

著者 (1件)： 信川省吾 (名古屋工大 大学院工学研究科)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 18  号： 1  ページ： 43-50  発行年： 2018年04月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・透明高分子材料の複屈折と光弾性効果の関係および光弾性係数の低減に関連した研究事例の紹介。
・様様なガラス状高分子材料の光弾性係数および他の高分子よりも1~2桁程度大きな光弾性係数を有するので残留ひずみや温度変化により生じる応力を原因とする複屈折の変化を有するポリカーボネート(PC)。
・耐熱性,耐衝撃性,透明性に優れるが光弾性係数の低減が課題であるPC。
・140°C(T_g-10°C),80時間の熱処理による弾性率の向上と81×10^-12Pa^-1から77×10^-12Pa^-1に低減する光弾性係数。
・PCにp-ターフェニルの添加の逆可塑化によるPCの光弾性係数の低減。
・配向度に対して光弾性係数がMDでは低下しTDでは増加する延伸PCフィルム。

シソーラス用語： *ポリカーボネート ,  *光弾性 ,  透明材料 ,  複屈折 ,  熱処理 ,  プラスチックフィルム ,  薄板 ,  残留歪
準シソーラス用語： 延伸シート

分類 (2件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

引用文献 (20件)：

• 小池康博, 多加谷明広, フォトニクスポリマー (高分子先端材料 One Point 1), 共立出版, (2004)
• Ward IM, Structure and Properties of Oriented Polymers, Chapman & Hall, London, (1997)
• Inoue T, Nihon Reoroji Gakkaishi, 28, 167 (2000)
• Shafiee H, Tagaya A, Koike Y, J. Polym. Sci. Part B Polym. Phys., 48, 2029 (2010)
• (社) 高分子学会編, 透明プラスチックの最前線, NTS, (2006)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高屈折率 ,  作製 ,  複屈折 ,  高分子材料 ,  弾性係数