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J-GLOBAL ID：201802231892584228   整理番号：18A0061363

CFD簡略化による熱負荷計算の精度向上に関する検討 第3報-定常時におけるルームエアコンを用いた室内の対流熱伝達率の与え方

Examination of Accuracy Improvement of Thermal Load Calculation by Simplified CFD: Part 3-How to Apply Convective Heat Transfer Coefficients at Steady State in Rooms with Room Air Conditioners

著者 (2件)： 添田晴生 (大阪電通大 工) ,  鳴海大典 (横浜国大 大学院環境情報研究院)
資料名： 空気調和・衛生工学会論文集  (Transactions of the Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan)
号： 250  ページ： 11-19  発行年： 2018年01月05日 
JST資料番号： G0149B  ISSN： 0385-275X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では,ルームエアコンを用いた住宅の居室に対して,低Re数型k-ε乱流モデルを用いて,6畳,12畳,20畳の部屋を対象に,冷房時,暖房時,また,ルームエアコンの風量を小,中,大とした場合,吹き出し方向を水平,斜め45°,真下とした場合の定常時の対流熱伝達率について調べ,データベース化への指針を示した。また,低Re数型を用いて得られた室内全体の平均対流熱伝達率を全ての面に与えて熱負荷計算を行った場合と低Re数型の各面の平均対流熱伝達率を各面に与えた場合に対して,低Re数型を用いたルームエアコンの除去熱量(加熱量)と比較すると,平均絶対値誤差は,それぞれ5%,0.4%となった。さらに,熱負荷計算で総合熱伝達率を用いる際には,エアコンの風量を中,吹き出し方向を斜め45°とした場合,6畳,12畳,20畳の部屋に対して,それぞれ,8W/(m²・K),7W/(m²・K),6~7W/(m²・K)が適切であることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *計算流体力学 ,  簡素化 ,  数値計算 ,  *パッケージエアコン ,  対流 ,  熱伝達率 ,  住宅 ,  居間 ,  *Reynolds数 ,  乱流モデル ,  冷房 ,  暖房 ,  風量 ,  ブローダウン ,  データベース ,  誤差
準シソーラス用語： *精度向上 ,  *対流熱伝達率 ,  *熱負荷計算

分類 (1件)： 空気調和一般  (PC01000C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 簡略化 ,  熱負荷計算 ,  精度向上 ,  ルームエアコン ,  室内 ,  対流熱伝達率