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J-GLOBAL ID：201802232035028299   整理番号：18A1927759

高分子アロイ系の反応誘起型相分解による高性能絶縁材料の設計

著者 (1件)： 井上隆 (山形大 工)
資料名： 電材ジャーナル  (Denzai Journal)
号： 639  ページ： 20-24  発行年： 2018年10月 
JST資料番号： L7718A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・反応誘起型相分解による高分子アロイの特徴,およびそれを用いた高性能絶縁材料などへの応用を解説。
・スピノーダル分解による高分子アロイの特徴は,微細で規則性の高い相構造を持つことで,相分離を起こした直後は境界が曖昧で共連続構造を取るが,時間経過と共に境界が明確となり海島構造を取るようになるので,所望の構造になったところで急冷して構造を固定することで任意の構造の高分子アロイを得ることが可能。
・反応誘起型相分解による高分子アロイの応用として,航空機ボディ用CFRPへの応用,ICチップの多層化への要求に応えるためのダイボンドフィルムへの応用,およびスーパーコンピュータ基板への応用を紹介。
・スタンピング成形可能な反応誘起型相分解を利用した熱可塑性高分子アロイを用いたCFRPの自動車ボディへの応用を検討中。

シソーラス用語： *ポリマアロイ ,  *絶縁材料 ,  炭素繊維強化プラスチック ,  ポリフェニレンオキシド ,  スーパコンピュータ ,  高密度実装 ,  スピノーダル分解
準シソーラス用語： *高分子アロイ ,  CFRP ,  ポリフェニレンエーテル

分類 (1件)： 絶縁材料  (NA04030W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高分子アロイ ,  誘起 ,  分解 ,  絶縁材料 ,  設計