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J-GLOBAL ID：201802232037560414   整理番号：18A0776590

外あそび空間へのアクセシビリティがこどものあそび行為に与える影響-屋内外嗜好性と電子-実体験嗜好性の観点からー

INFLUENCE OF ACCESSIBILITY OF OUTDOOR PLAY SPACE ON CHILDREN’S PLAY BEHAVIOR-FROM THE PERSPECTIVE OF INDOOR-OUTDOOR PREFERENCE AND PHYSICAL-DIGITAL PREFERENCE-

著者 (4件)： 矢田絃馬 (東京大学大学院 工学系研究科都市工学専攻) ,  瀬田史彦 (東京大学大学院 工学系研究科都市工学専攻) ,  樋野公宏 (東京大学大学院 工学系研究科都市工学専攻) ,  城所哲夫 (東京大学大学院 工学系研究科都市工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 74  号： 1  ページ： 101-110(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,オープンスペースへのアクセシビリティと,こどものI. ボールあそび頻度,II. 電子スポーツゲームあそびの有無,との間の相関を示すことを目的とする.分析の対象データは,小学3~4年生時のあそび環境に関する中学生を対象としたアンケート調査により得た.分析にあたり,あそび方法に対する嗜好を表す指標として電子-実体験嗜好性を新たに導入し,屋内外嗜好性と併せて計6つのグループにこどもを分類した. 分析の結果,特定のグループでは,アクセシビリティとボールあそび頻度,スポーツゲームの有無との間に相関が見られることを明らかにした.また,ボールあそびとスポーツゲームとの間には,共通したおもしろさ要素に基づく関係が見られることが明らかとなった.(著者抄録)

シソーラス用語： *遊び行動 ,  *空間 ,  *屋外 ,  *アクセシビリティ ,  *子供 ,  嗜好性 ,  球 ,  *環境 ,  電子装置 ,  ゲーム ,  空地 ,  位置 ,  部屋 ,  経験
準シソーラス用語： あそび環境 ,  オープンスペース ,  ボールあそび ,  屋内 ,  屋内外嗜好性 ,  外あそび空間 ,  電子スポーツゲームあそび ,  電子-実体験嗜好性

著者キーワード (5件)： children ,  open space ,  ball-game ,  digital play ,  play frequency

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (19件)：

• 1) 仙田満:都市化によるあそび空間の変化の研究,都市計画,No. 126, pp. 87-92, 1983.
• 2) 仙田満:こどものあそび環境,鹿島出版会,2009.
• 3) 仙田満,岡田英紀:こどものあそび環境の構造的変化に関する研究-横浜・山形における経年比較調査による-,日本都市計画学会学術研究論文集,Vol. 28, pp. 763-768, 1993.
• 4) 仙田満,三輪律江,岡田英紀,渡辺拓,矢田努:日本における1975年頃から1995年頃の約20年間におけるこどものあそび環境の変化の研究,都市計画,Vol. 46, No. 6, pp. 73-80, 1998.
• 5) 岡田英紀,仙田満:都市化によるこどものあそび環境の変化に関する研究-横浜市における経年比較調査-,日本都市計画学会学術研究論文集,Vol. 26, pp. 61-66, 1991.

タイトルに関連する用語 (9件)： あそび ,  アクセシビリティ ,  こども ,  行為 ,  屋内外 ,  嗜好性 ,  電子 ,  嗜好 ,  観点