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J-GLOBAL ID：201802232477341855   整理番号：18A0233637

福島沿岸海域における懸濁物質中の放射性セシウム

著者 (9件)： 田辺魁 (海洋大 院) ,  久保篤史 (静岡大 理) ,  鈴木元太 (海洋大 院) ,  伊藤友加里 (海洋大 院) ,  石丸隆 (海洋大 院) ,  津旨大輔 (電力中研) ,  水野拓治 (福島水試) ,  荒川久幸 (海洋大 院) ,  神田穣太 (海洋大 院)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2017  号： 秋季  ページ： 77  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原発事故後に採取された土壌,植物,浮遊塵サンプル中に放射性Csを高濃度に含む粒子が多数存在することが報告されているが,海洋からの報告はほとんどない。本研究では,福島沿岸海域における懸濁物中の放射性Cs濃度の時空間変化および懸濁物全体の放射性Cs濃度に対して高セシウム粒子の濃度が占める割合を明らかにした。2014年1月から2015年6月にかけて熊川沖で採取された懸濁物質中の134Csと137Csの放射能はそれぞれ278~678,893~2078Bq/kg-dryの範囲で変動し,有意な増減傾向は示さなかった。オートラジオグラフィ-により見積もった高セシウム粒子の放射能は平均0.2Bq,全体の放射能に対する割合は平均36%であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  原子炉事故 ,  福島県 ,  *懸濁物質 ,  オートラジオグラフィー ,  原子力災害 ,  *放射能汚染 ,  北西太平洋 ,  *セシウム137 ,  海水 ,  *海洋汚濁 ,  セシウム134 ,  東電福島第一原子力発電所事故 ,  技術 ,  X線診断 ,  診断 ,  画像技術 ,  画像診断
準シソーラス用語： 福島原発事故

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 福島 ,  沿岸海域 ,  懸濁物質 ,  放射性セシウム