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J-GLOBAL ID：201802232565420192   整理番号：18A2072291

厳しい塑性変形により作製したサブ微結晶炭素鋼のミクロ組織とトライボロジー特性【JST・京大機械翻訳】

Microstructure and Tribological Properties of Sub-Microcrystalline Carbon Steel Produced by Severe Plastic Deformation

著者 (4件)： Kato Hirotaka (National Institute of Technology, Department of Mechanical Engineering, Fukui College; Geshi, Sabae, Japan, 916-8507) ,  Yamashita Kouhei (National Institute of Technology, Department of Mechanical Engineering, Fukui College; Geshi, Sabae, Japan, 916-8507) ,  Sentoku Eisuke (National Institute of Technology, Department of Mechanical Engineering, Fukui College; Geshi, Sabae, Japan, 916-8507) ,  Todaka Yoshikazu (Toyohashi University of Technology, Department of Mechanical Engineering; Toyohashi, Japan, 441-8580)
資料名： Applied Mechanics and Materials  (Applied Mechanics and Materials)
巻： 876  ページ： 3-8  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3695A  ISSN： 1660-9336  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高圧ねじり(HPT)処理した純FeおよびS45C炭素鋼の微細構造,硬度および滑り摩耗特性を包括的に調べた。FeとS45Cの結晶粒はHPTプロセスを用いてサブミクロンサイズ範囲に著しく微細化され,結晶粒サイズはターン数(N)の増加と共に減少することが分かった。HPT処理試料のVickers硬度は,Nの増加または中心からの距離(すなわち歪の増加とともに)により増加し,これは結晶粒微細化に起因した。さらに,HPT処理したFeの硬度は,結晶粒微細化の飽和によるターン数の更なる増加により飽和した。しかしながら,硬化による飽和はS45Cの場合には観察されず,S45Cの硬度値はFeのそれらよりはるかに高かった。摩耗量は,FeとS45Cの両方についてHPT処理によってかなり減少した。線形相関を,比摩耗速度と硬度の逆数の間で決定し,それはArchard摩耗方程式と一致した。実験結果は,FeとS45Cの摩耗の減少がHPTプロセスによる硬化によると考えられることを示した。Copyright 2018 Trans Tech Publications Ltd. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *微結晶 ,  *金属組織 ,  硬度 ,  滑り摩耗 ,  摩耗速度 ,  摩耗 ,  結晶粒 ,  結晶粒径 ,  *結晶 ,  微細構造 ,  精密化 ,  *塑性変形 ,  結晶粒微細化 ,  鉄 ,  Vickers硬さ ,  *組織 ,  機械的性質 ,  性質 ,  改変

著者キーワード (5件)： 硬さ ,  摩耗 ,  炭素鋼 ,  高圧ねじり歪 ,  サブミクロン結晶

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 塑性変形 ,  作製 ,  サブ ,  微結晶 ,  炭素鋼 ,  ミクロ組織 ,  トライボロジー特性